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1日1.5リットルの水で風邪をひかない体に!?

風邪やインフルエンザのウイルス侵入を防いでくれる「線毛細胞」は、水分補給によってその活動が活発になります。どのように水分を取れば、風邪やインフルエンザを予防できるのでしょう? 1月8日放送『ためしてガッテン』の「風邪インフルよさらば 体の中から改造!計画」で紹介されていました。



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線毛は粘液で囲まれた状態です。その粘液、よく見ると2種類あります。サラサラの粘液の上に、ネバネバの層が乗っているのです。これは、ネバネバの粘液を一方向に押しやったら、サラサラの粘液を通ってすばやく元の位置に戻り、再びネバネバの粘液を押しやるため。これを繰り返すことで、一方向の動きを作っています。

しかし、湿度が低いカラカラの部屋にいたりすると、水分の多いサラサラの粘膜から乾いていくのです。こうなると、線毛はネバネバした粘液の中を行き来するだけとなり、ウイルスなどを早く流し去ることができません。

ここで表面を湿らせても、ネバネバの粘液が邪魔をしてしまい、サラサラの粘液まで届きにくいのです。水分を補給するには、粘液細胞の下から水分補給するしかありません。すなわち、飲んだ水が体の中をめぐり、下から粘液として送り込まれるのを待つしかないのです。

水を飲むということは体の「中」から水分補給。局所的ではなくて、体全体の線毛を活発にすることができるのです。

それでは、どれくらいの水を飲めば線毛細胞は元気になるのでしょうか? それは冬場で「1日1.5リットル」です。

私たちは1日に「2.5リットル」の水分を、尿や汗などで失っています。食事でだいたい「1リットル」は摂取できるので、残りの「1.5リットル」を水分補給の目安にするとよいです。

水をあまりの飲まなくなってしまう冬こそ「こまめな水分補給」が大切。それが線毛細胞を活発にして、風邪やインフルエンザを寄せ付けない体を作るのでした。

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