90%の人が知らないうちに心臓が一時停止!?
心臓が一時停止して脈波が抜け落ちる「脈とび」は、物忘れの原因にもなる病気です。この「脈とび」は、どれくらいの頻度でおこるものなのでしょうか? 11月20日放送『ためしてガッテン』の「まさか!物忘れの原因が心臓だったなんて」で紹介されていました。
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登山が趣味の人でも脈とびが出現
1ヶ月前に危険な脈とびがあると診断された72歳の女性がいます。本人いわく、1年ごとに忘れることが多くなる感じで、最近は書かないと覚えておけないとのこと。買い物の予定から友だちとのちょっとした予定まで、あらゆることを書き留めたノートを手放せなくなっています。
実際に脈拍を測定したところ、たしかに脈がとんでいる瞬間があります。丸一日、計測させてもらったところ、脈とびの回数は「536回」でした。
「すごい脈とびをする」と診断された世田谷区に住む84歳の男性。見ためはどこにも問題なさそうで、本人も「同年代の人よりは健康なはず」と話します。実際に脈を計測してみると、夕食後に焼酎を飲んでいるときに脈とびが出現。とはいえ、本人はそれにまったく気づいている様子はありません。
そのまま就寝した翌朝、日課の筋トレを行っているとやはり脈がとびますが、やはり本人は気づかない様子。さらに、一息ついていると何度も脈がとんでいます。結局、1日の脈とびの合計回数は「4,052回」でした。しかし、趣味は登山というほど、日々を健康に過ごしているようです。
9割の人に脈とびが見つかった
この2人を比較してわかるとおり、問題なのは脈とびの数ではありません。「安全な脈とび」と「危険な脈とび」があるのです。それは回数が少ないほうが危険というわけではありません。
街行く方々に協力してもらい、心臓が一時停止して脈波が抜け落ちる脈とびがあるかどうかの測定を行いました。1人あたり2分間の測定を行っています。
すると、2日間の調査で49人中25人の人に脈とびが見つかったのです。じつは、脈とびをする人のほうが圧倒的に多く、9割の人におこっているといいます。
■11月20日放送『ためしてガッテン』
【まさか!物忘れの原因が心臓だったなんて】
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