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鼻水は1日1~2リットル!鼻水が風邪を予防する

1日に分泌される鼻水の量はなんと1~2リットル。それだけでも驚きですが、実はその鼻水が風邪の予防に重要な役目を果たしています。鼻水が風邪を予防するメカニズムを詳しく見ていきましょう。12月9日放送『たけしのみんなの家庭の医学』で紹介されていました。



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鼻水が風邪を予防する


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鼻水が鼻の粘膜を潤している

鼻の粘膜の潤いに大きな役割を果たすのが鼻水です。風邪をひくと鼻から流れ出てくる印象が強い鼻水ですが、実際は1日中、常に分泌されているもの。鼻の粘膜を潤すという非常に重要な役割を果たしています。

ちなみに1日に出る鼻水の量は、なんと1~2リットル。とはいえ、鼻から外に出ているわけではなく、繊毛の動きに合わせて鼻からのど、そして胃へと流れていくのです。通常、鼻水は鼻から外へは流れ出さないようになっています。

とはいえ、鼻水の分泌量と鼻の粘膜の潤いに大きなかかわりはありません。それよりも重要なのは、鼻から水分が蒸発しやすいかどうか。鼻水で粘膜を潤していても、蒸発量が多いと乾燥してしまいます。


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鼻水が風邪を予防している

そして、鼻の粘膜が乾燥するとバリア機能が低下。風邪をひきやすくなります。このため、鼻の粘膜の潤いは風邪の予防に重要な役目を果たしているということ。つまり、鼻水が風邪を予防しているのです。

そして、鼻水の蒸発を防ぐには、ちょっとした生活習慣が大切になります。それは室内の加湿と外出時のマスクです。

室内では加湿器やストーブにやかんをのせるなどの乾燥対策は必須。さらに、外出時にマスクをすることで湿った体内の空気が鼻の中を循環します。乾燥した外気から鼻の中を守ってくれるのです。

実際、風邪をひきやすい人の多くは鼻水の乾燥対策を行っていません。部屋の加湿やマスクなどの乾燥対策を行えば、鼻水で風邪を防ぐことができるのです。

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