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「危険な脈とび」を自分で見分ける方法とは

心臓が一時停止する「脈とび」。安全な脈とびはせいぜい2秒ほどですが、危険な脈とびは数秒にわたっておこります。これが脳の虚血状態を招き、さまざまな症状を引き起こすのです。この脈とびは「徐脈性不整脈」と呼ばれるもの。その見分け方を解説します。11月20日放送『ためしてガッテン』の「まさか!物忘れの原因が心臓だったなんて」で紹介されていました。



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「危険な脈とび」を自分で見分ける方法とは


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脈とびの正式名称は徐脈性不整脈

「3秒以上」の脈とびは「物忘れ」「疲労」「息切れ」「冷え」などの症状が現われます。「5秒以上」になると、フラッとするような「めまい」がおこる人も…。「7秒以上」になると、立っていると「失神」してしまう場合もあるのです。横になっている場合は「9秒以上」で失神することがあります。症状は、姿勢なども含めて個人差があるのです。

この危険な脈とびは、加齢などはあまり関係ありません。さまざまな年齢層でおこっていますが、原因はいまだ不明です。

この脈とびの正式名称は「徐脈性不整脈」といいます。脈が遅い不整脈という意味になります。ちなみに「頻脈」は脈拍が速くなることで、「徐脈」は脈拍がゆっくりになることです。不整脈はこの2つに分かれます。


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危険な脈とびの見分け方とは?

この危険な脈とびの見分け方ですが、脈拍が「3秒以上」止まるかどうか。安全な脈とびであれば2秒以内でおさまります。脈拍を測るポイントは、利き腕の人差し指の延長上の手首を、人差し指から薬指までの3本の指でおさえること。指先を立てて、強めにおさえると脈を取りやすいでしょう。

また、脈拍数が1分間に「40回以下」の場合も危険な脈とびの可能性があります。正常であれば、1分間に60~100回の脈拍があるはず。危険な脈とびの場合は電気がうまく伝わらずに、脈拍が遅くなってしまうのです。

あまり神経質になりすぎることはありませんが、症状と脈拍の異変に気づいたら、速やかに循環器内科で診察を受けるようにしましょう。危険な脈とびである徐脈性不整脈は、症状と脈拍で発見できます。

■11月20日放送『ためしてガッテン』
【まさか!物忘れの原因が心臓だったなんて】
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