鼻かぜが1ヶ月続いたら鼻ポリープの診察を!!
風邪や花粉症とは関係ない鼻づまり「鼻ポリープ」は、患者数が推定100万人ともいわれる急増中の病気です。その見分けるポイントから実際の治療方法まで、詳しく見てみましょう。11月6日放送『ためしてガッテン』の「ズズッ!あなたの鼻水に潜むまさかの現代病」で紹介されていました。
目次
鼻ポリープはさまざまな症状が現れる
「鼻ポリープ」の症状には、鼻水や鼻づまりのほかにもさまざまな症状が現れます。1つには「頭が痛い」こと。副鼻腔が詰まってしまうことによっておでこに空気が入らず、頭が痛くなるのです。勉強していても集中できなかったり、下を向いていると頭が重かったりしたら注意しましょう。ほかにも「たんがからむ」という症状もあります。
「嗅覚が弱くなる」という症状は、徐々に現れるものなのでなかなか気づきません。気になったら、家にあるしょうゆやにんにく、コーヒーなど、においが強いもので嗅覚を確認するとよいでしょう。これらのにおいがわからないとなると、何か問題があるはずです。
また、通常の鼻かぜは一週間ほどで治るもの。それが1ヶ月たっても治らない場合などは、病院で受診するのがおすすめです。血液検査を行えば、好酸球が多いかどうかはすぐにわかります。診察をすれば、鼻ポリープがあるかどうかもすぐに診断されます。
鼻かぜが1ヶ月続く場合は検査をする
なお、実際に鼻ポリープが見つかって切除するとなっても、痛みはそんなにありません。麻酔を使うことにはなりますが、30分ほどで手術は終了します。
鼻ポリープは、自覚症状が出るまでに2~3年もかかります。がんのように日々進行していく病気ではなく、風邪をひいたりアレルギーの空気を吸ったりなど、何かの刺激を受けたときにフッと大きくなるものなのです。このため、小さいままとどまる人もいれば、ある日大きくなる人もいます。
いずれにしても、鼻かぜが1ヶ月続く場合には、耳鼻咽喉科で検査をするようにしましょう。それが「鼻ポリープ」を早期発見する近道です。
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