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嗅覚が弱ってきたら「鼻ポリープ」の可能性

風邪や花粉症とは関係ない、誰も気づいていない鼻づまり「鼻ポリープ」が急増中。その患者数は推定100万人といわれています。はたして、鼻ポリープはそんなに身近な病気なのでしょうか? 11月6日放送『ためしてガッテン』の「ズズッ!あなたの鼻水に潜むまさかの現代病」で紹介されていました。



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嗅覚が弱ってきたら「鼻ポリープ」の可能性


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鼻息計で鼻のつまり具合を調べる

実際にどれほど鼻ポリープの人が存在しているのか調べてみました。鼻のとおりには自信を持つアマチュア合唱団22人に協力をしてもらいます。老若男女が揃うメンバーは「風邪をひいいたときも、のどが痛くなるくらいで鼻には症状が出ない」「鼻がつまったという経験はない」と自信たっぷりな口ぶりです。

そこで、鼻の専門家である東京慈恵会医科大学の准教授・鴻信義先生が、合唱団の方々の鼻を徹底チェックします。まずは「つまり具合テスト」。ステンレスの板に鼻息を吹きかけ、どのくらい曇ったかを測定します。これによって鼻のつまり具合が調べられるのです。ちなみに、このステンレスの板は「鼻息計」といいます。


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鼻ポリープの兆候は嗅覚が弱まること

その結果、4人の人が鼻ポリープの可能性があると診断されました。男性の園山さんは「右がつまり気味」、男性の池谷さんは「左がつまり気味」で「いびきが気になる」とのことです。女性の吉武さんは「つまりなし」でしたが「鼻声」が気になっていて、女性の山下さんは「つまりなし」ですが「頭が重い」という症状が見られます。

そして、この4人に内視鏡で検査をしたところ、この中の1人から鼻ポリープが見つかったのです! 鼻ポリープの赤ちゃんともいうべきもので、大きさは1~2cmほど。それは「池谷さん」でした。結果的にこの方、この調査で鼻ポリープの早期発見ができたということ。現在は点鼻役による治療で、快方に向かっています。

じつは鴻先生は内視鏡の検査をする前から、池谷さんに鼻ポリープがあることをほぼ確信していました。それは「においがまったくない」という本人の話から。2~3年前から症状が出ていることを聞いて、鼻ポリープの存在を確認しました。「嗅覚が弱まる」ことは鼻ポリープの兆候だったのです。

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