健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

鼻ポリープの早期発見は「しょうゆ」を使う

多くの人が気づかずにいる現代病「鼻ポリープ」は、握りこぶし大の物体が鼻の奥に入っていることもある恐ろしい病気。この鼻ポリープがいったいどこにできるのか、詳しく見てみましょう。また、鼻ポリープがあることを見分ける「嗅覚のチェック法」を紹介します。11月6日放送『ためしてガッテン』の「ズズッ!あなたの鼻水に潜むまさかの現代病」で取り上げられていました。



スポンサーリンク
鼻ポリープの早期発見は「しょうゆ」を使う


スポンサーリンク

鼻ポリープは鼻の脇のほか目の上の眉間にも

鼻ポリープができるのは「副鼻腔(ふくびくう)」という場所。鼻の脇あたりだけでなく、目の上の眉間近辺にもあります。この副鼻腔に鼻から入った雑菌やウイルスによって炎症がおこるのが「蓄のう症」、別名「慢性副鼻腔炎」です。

こうした炎症がおきると、菌やウイルスを外に追い出すために、鼻の粘膜は鼻水を大量に作り出します。その鼻水がどんどん出て行ってくれればよいのですが、なかには溜まってしまうものも…。こうした鼻水や粘膜の腫れが、鼻ポリープになるのです。

そして、副鼻腔の入り口など狭い場所にできた場合、非常によく成長します。ただ小さいうちは気づきません。なぜなら、鼻づまりがないからです。副鼻腔の入り口をふさぐほどになっていても、鼻の穴から入った空気は問題なく肺へ流れていっているため。空気の通り道をふさいで鼻づまりを感じるには、鼻ポリープがかなり大きくなら必要があるのです。


スポンサーリンク

自分だけでできる「嗅覚のチェック法」とは

こうして、徐々に成長した鼻ポリープが息の通り道をふさがれて、ようやく私たちは鼻づまりなどの異変を感じます。しかも、その段階になっていたら、すでに手術が必要な状態であることも多いのです。

しかし、鼻づまりなどの異変を感じる前に、鼻ポリープがあることを見分けるポイントがあります。それが「においセンサー」です。副鼻腔への入り口付近には、においを感じる細胞があります。においセンサーを鼻ポリープを覆ってしまうと、においを感じにくくなるのです。

とはいえ、においの感じ方は人ぞれぞれ。自分の嗅覚が弱っているかどうか、なかなかわかりません。そこで、自分だけでできる「嗅覚のチェック法」を紹介しましょう。

それは、台所にあるにおいの強いもの、たとえばしょうゆなどを嗅いでみることです。病院でも「おしょうゆのにおい、わかりますか?」と聞くこともあるといいます。巨大化する鼻ポリープは、においで早期発見が可能なのです。

■「鼻づまり解消」おすすめ記事
10秒で「鼻づまり」を簡単に解消する方法!
「鼻呼吸」で花粉症が完治する!?
1日100mlで花粉症が改善「レンコンエキス」
便秘や肌荒れは「隠れアレルギー」が原因?

■「鼻づまり」おすすめ記事
4人に1人に「新型鼻づまり」の可能性アリ!?
花粉の時期が終わっても片側だけ鼻づまり!?

■11月4日放送『人生が変わる1分間の深イイ話』
【芸能人が実践する簡単!若返り美容法スペシャル】

あなた大丈夫?これが「鼻ポリープ」の症状
嗅覚が弱ってきたら「鼻ポリープ」の可能性
鼻かぜが1ヶ月続いたら鼻ポリープの診察を!!
風邪と間違えて鼻ポリープとぜんそくが悪化

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事