ストレス解消法「ふれあいからのリズム運動」とは?
ストレス解消法の決定版が「ふれあいからのリズム運動」です。ストレス解消に関わる2つの幸せホルモンには、力を発揮する順番と役割が決まっているのです。さっそく効率的なストレス解消法を紹介しましょう。8月11日放送『主治医が見つかる診療所』の「不眠改善&肥満防止!最新ストレス解消法」で紹介されていました。
目次
ストレスを解消するメカニズムとは
ストレス解消のポイントは、2つの幸せホルモンである「オキシトシン」と「セロトニン」を出すことです。オキシトシンは他人を思いやったときに出る「思いやりホルモン」と呼ばれ、セロトニンは自分が幸せを感じたときに出る「喜びホルモン」です。
この2つを体の中で上手に分泌させることがストレス解消のポイント。とはいえ、闇雲に2つの幸せホルモンを増やしても意味がありません。それぞれが力を発揮する順番と役割があるのです。
そこで、まずはオキシトシンとセロトニンがストレスを解消するメカニズムを理解しましょう。過度にストレスが溜まると、人間の脳がストレスでいっぱいになってしまいます。こうなると、セロトニンが分泌される余裕がありません。
オキシトシンのあとにセロトニン
そこで登場するのがオキシトシン。溜まったストレスをまずオキシトシンが消してくれます。こうして、ストレスがなくなってようやくセロトニンが分泌。脳をよい状態に保ってくれるのです。
このためストレス解消をしたいなら、まずは「ふれあい」や「思いやりの行動」を行ってオキシトシンを分泌することでストレスを消します。次に、太陽の下でウォーキングや自転車こぎなどのリズム運動を行ってセロトニンを出し、ストレスをためないようにするとよいのです。
すなわち「ふれあいからのリズム運動」というのは、まずオキシトシンを分泌させたあとにセロトニンを増やすようにするということ。この順番を意識して、ストレスがたまっているなと思ったときにぜひ実践してみてください。
■「ストレス」おすすめ記事
力こぶを押すだけでストレス侵食度がわかる
風呂で「鏡を見る」だけでストレスが解消!
ストレス解消せず!?甘いものがイライラ増幅
「運動/食事/ストレス解消」が腸を元気に
ストレスが免疫力を下げるメカニズム
■「運動」おすすめ記事
脂肪燃焼UP!運動1時間前のコーヒー2杯
運動がムダにならない「正しい睡眠」3か条
週3回の有酸素運動が記憶力をアップさせる
運動神経がよい人は土踏まずが発達している
「運動/食事/ストレス解消」が腸を元気に