運動がムダにならない「正しい睡眠」3か条
運動やトレーニングによる健康的なダイエットは誰もが理想とするもの。しかし、そこには「睡眠」という意外な盲点があったのです。正しい睡眠がとれていないと、ダイエット効果が限定されてしまいます。成長ホルモンは睡眠中に分泌されれうからです。5月21日放送『あの日に帰りたい9』の「ダイエット新常識で大変身SP」で紹介されていました。
目次
睡眠中に成長ホルモンは分泌される
昼間のトレーニングというのは「筋肉を壊す」運動です。壊れた筋肉は、成長ホルモンによってより強い筋肉に変わります。だから、うまく睡眠がとれていないと筋肉を壊すだけ。新たな強い筋肉は作られず、ダイエット効果が限定されます。
成長ホルモンが分泌されるのはおもに「睡眠中」です。そして、成長ホルモンを分泌させるには「3時間以上の深い睡眠」が必要になります。
「ストレスの多い環境」で「仕事をする」「興奮する」というときには、頭の中には「ドーパミン」というホルモンがたくさん出ているもの。興奮した状態ですぐに就寝しても、そのドーパミンが働いてしまってなかなか寝付けなかったり、よい睡眠がとれなかったりするのです。
よい睡眠をとるための3つの法則
このため「体を温めてから寝る」のが基本。体を温めると血管が広がり、副交感神経というリラックスする神経が活発になります。この副交感神経が脳内のドーパミンを抑えて、深い睡眠がとれるようになるのです。そこで、よりよい睡眠をとるための「寝る前に体を温める3つの法則」を紹介しましょう。
【1】体を温める夕食
1つめは「体を温める夕食」。唐辛子やしょうがを使った温かいスープがオススメです。野菜は体を冷やす生野菜は避けて「温野菜」にするのもポイント。
【2】体を温める入浴
2つめは「体を温める入浴」。夜シャワーで済ますのは、体温を下げることにつながるのでNGです。「38度以上のお湯に15分以上つかる」を心がけましょう。ただし、入浴は寝る前ではなく、就寝3時間前くらいが目安です。
【3】体を温める運動
3つめは「体を温める運動」。寝る前にオススメなのが「腹筋」と「手足のマッサージ」です。腹筋はお腹の筋肉を刺激することで「深部体温」が上昇。手足のマッサージは末端に血液を循環させることで体温の上昇につながるのです。
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