小指で花粉症が治る!?驚きのツボ「天迎香」
花粉症に悩むヒトは年々増加。現在では予備軍を含め「3人に1人」が花粉症とか。そんななか「小指たった1本」で、数々の有名人の花粉症を治したゴッドハンドが存在します。「天迎香」というツボを刺激する、その解消方法を詳しく紹介していきましょう。5月6日放送『Gメン99』の「慢性病を治した街のゴッドハンド大捜査SP」で取り上げられていました。
目次
花粉症の原因は体のゆがみ
やって来たのは神奈川県上大岡にある「大岡接骨院」。表の看板に花粉症治療の文字はありません。中に入ると壁一面に、患者である野球選手の写真が貼られています。そして、そこに現れたのが萩原秀紀さん(64歳)です。
萩原さんの治療は「体のゆがみ」の確認から始まります。花粉症の原因は「体のゆがみ」が原因の1つだからです。
まずはベッドに横になって足のゆがみをチェック。伸ばした足のくるぶしの出っ張りを左右で確認してみると、どちらかが短いことがわかります。さらに、バンザイをするように両腕を頭のほうから引っ張って手の平を合わせると、今度は腕のゆがみが確認可能です。
天迎香は小鼻の両脇にあるツボ
そして萩原さんは、4千年ともいわれる中国のツボの歴史でも、いままでに発表されていないツボを口の中に見つけたのです。
それが「天迎香」というツボ。小鼻の両脇に位置しています。この天迎香を指で軽く押すと脳に刺激が伝わり、脳内の酸素量や血流を急速に高めることができるといいます。
すると脳内の緊張感が緩和され、同時に脳と神経で結ばれている全身の筋肉もほぐされることに…。その結果、無駄な力が抜けて、花粉症の原因の1つである体のゆがみも改善するというわけです。
天迎香を押すと体が柔らかくなる
この天迎香は、口の中に片手で人差し指と薬指を揃えた状態で入れて押します。押す力はまぶたを押しても痛くないくらいの強さ。斜め45度に押すようにします。じつはこの天迎香を押すことで、体には大きな変化が現れるとか。天迎香を押す前後で、前屈を比べると明らかに体が柔らかくなります。
そして、いよいよ花粉症の治療です。花粉症の人は「鼻骨」がゆがんでいることが多いとか。そして、鼻骨は奥に入っているため、鼻の内側から手前に引くと骨が動きます。そこで、天迎香を押して体をリラックスさせた状態で鼻に小指を入れると、ゆがんでいる鼻骨を矯正することができるのです。
ただし、花粉症を治すにはこれを1時間に2分間ほど行って、1週間続けなければなりません。これでくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの花粉症の症状が飛躍的に解消するのです。
花粉症が改善しないなら手術も選択肢
花粉症がなかなか改善しないときの選択肢として視野に入れておきたいのが「手術」。花粉症患者の5%程度は、手術を選択しているというデータもあります。
手術では、花粉に過敏に反応する鼻粘膜の表面を焼き固めるなどして、花粉に過剰に反応しないようにするもの。粘膜表面を焼くには、レーザーや電気メス、超音波メスなどの手法があります。鼻づまり型の花粉症には、粘膜を切り取って粘膜の量を減らす方法も。鼻の穴を広げることで、空気を通りやすくします。
ただし、手術の効果は長くて1年ほど。毎年、花粉症が流行する季節の1ヶ月ほど前に、手術を受けるのが効果的です。手術後は、軽度の痛みがあったり、かさぶたができたりすることがあるので注意しましょう。
「アレルゲン免疫療法」も広がりつつあります。別名「減感作療法」と呼ばれるものです。これは、花粉などのアレルギーの原因物質をごく少量、口に含んだり、注射したりすることで体を慣れさせるもの。注射の治療は公的医療保険が使えますが、週1回の長期通院が必要になります。
口に含む治療は、保険適用がこれからです。2014年1月17日に鳥居薬品が製造販売承認を取得しましたが、実際に保険適用となるのは2014年中の予定。なお、過剰なアレルギー反応に伴うアナフィラキシーのリスクがあり、治療を受けられる医療機関は限られます。
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