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新発見!プリン体より注意すべき食品とは?

「痛風」だけでなく、動脈硬化や心筋梗塞など命に関わる病気を引き起こす「尿酸値」。尿酸値対策は、プリン体が多く含まれている食品に注意するだけでは足りません。プリン体よりも注意すべき食品がいっぱいあるのです。正しい尿酸値対策を見ていきましょう。11月13日放送『ためしてガッテン』の「尿酸値に潜む死の予言 痛風予備軍が心筋梗塞」で紹介されていました。



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新発見!プリン体より注意すべき食品とは?


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お菓子に含まれる果糖から尿酸が作られる

まず1つは「果糖は控えめ」ということです。砂糖はブドウ糖と果糖が半々くらいずつ含まれるもの。このうち果糖は、燃料として燃やす過程で尿酸が作られてしまうのです。果物にも果糖が含まれていますが、お菓子に使われている量と比べると少量です。

2つめは「アルコールは控えめ」ということ。じつは果糖と同様に、アルコールを分解する過程で尿酸が生産されてしまうのです。アルコールの飲みすぎは、尿酸値を上げることにつながります。

3つめは「ダイエット」。肥満であると、尿酸を排泄する能力自体が低下することになるのです。ダイエットして減量することが、尿酸値を下げる早道といわれています。


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尿酸の4分の3はプリン体はあまり関係ない

そもそもプリン体は、穀物のほか肉・魚・野菜など食物全般に含まれ、おもに旨味の成分にあたる成分です。プリン体を多く含む食品としては、 レバー類、白子、一部の魚介類や干し椎茸が挙げられます。

そして、プリン体が含まれる食品から尿酸になるのは尿酸値全体の4分の1くらい。残りの4分の3は、自身の細胞の新陳代謝やエネルギーの燃えかすからできるのです。じつは尿酸の4分の3は、食品に含まれるプリン体はあまり関係ありません。

尿酸値を下げるためには、食事のプリン体を1日400mgまでにコントロールするだけではなく、果糖・アルコール・ダイエットにも気を配らなければならないのです。


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尿酸をコントロールする新薬も登場

最近では「フェブキソスタット」という新薬も登場しています。この薬は、体の中で尿酸を作るのを抑えるもの。尿酸値対策としては、40年ぶりの新薬となります。日本で開発されたものですが、いまや世界中で使われているほどです。

この薬の利点は「副作用が少ないこと」と「腎臓が少し悪くても服用可能」ということ。そして「効果が強くて安定」していることも利点に挙げられます。1日1回飲むだけで、尿酸をコントロールできます。

■11月13日放送『ためしてガッテン』
【尿酸値に潜む死の予言 痛風予備軍が心筋梗塞】
痛風より怖い!高い尿酸値は命に関わる病気
痛みがなくても関節に尿酸は蓄積している!!
尿酸値が高いほうが「抗酸化作用」が働く!?
高尿酸血症は動脈硬化や心筋梗塞を引き起こす
「果糖」が尿酸値が下がらない原因だった!?

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