女性にピッタリ!腹筋インナーマッスル強化
年齢とともにたるむお腹は男女共通の悩み。腹筋運動を始めてみても、なかなかウエストは締まりません。じつはウエストのゆるみは「腹筋インナーマッスル」を鍛えることで解消します。しかも毎日鍛えても腹筋が割れることもありませんから、まさに女性に打ってつけの筋トレなのです。
目次
女性に多い胃下垂も腹筋の衰えが原因
お腹がたるんでくる最大の原因は「内臓下垂」です。じつは、ウエスト周りが太くなってしまっているのは、表面的な脂肪が原因ではありません。その元凶はお腹の内側にある内臓の状態ありました。
内臓を正しい位置に保持する筋力の低下によって、お腹の中心に収まるべき胃や腸が骨盤のところまで落ちてしまっているのです。女性に多い「胃下垂」もこういった筋力の衰えが1つの原因。お腹の内側がすでに太くなっているので、腹筋運動をやってもウエストが細くなるわけがありません。
そして、この内臓を正しい位置に保持する筋力が「腹筋インナーマッスル」。このインナーマッスルの鍛えるには、息を吐き切ってできる限りお腹をへこませて、その状態をキープするようにお腹に力を入れる…というものです。
女性向け腹筋エクササイズのやり方
さらに、腹筋インナーマッスルを鍛える女性向けの簡単なエクササイズを紹介しましょう。まず仰向けになってひざを曲げた状態にします。手はおへそのあたりに置いてください。
ここからおへそを引っ込めながら、手をひざに乗せるようにして上体を引き上げるのです。そのまま5秒キープします。腰を浮かさないようにしながらあごをひいて、肩甲骨が浮くくらいでOKです。5~10回、繰り返してください。
コロコロと転がるだけでの女性向け腹筋エクササイズも紹介しましょう。まず仰向けに横になったらひざを90度に立てます。この姿勢からひざに手を伸ばして、上体を持ち上げてください。この状態がスタートポジションになります。
ここで腰の角度とひざの角度を維持して、そのまま後ろに倒れるのです。そして、ゆりかごのように再びスタートポジションに戻ります。後ろに倒れるときは両脚をお腹の筋肉で持ち上げるように意識しましょう。5~10回ほど往復すれば、腹筋インナーマッスルを鍛えることができます。
腹筋インナーマッスルは女子向け筋トレ
この「腹筋インナーマッスル」を鍛えるときに、意識しなければならないのが「胸式呼吸」です。お腹をへこませて力を入れたまま、胸を広げたり閉じたりして息をします。息を吸うときに胸をふくらませて、吐くときに胸をしぼませるようにしてください。
一般的に女性には胸式呼吸が多く、男性には腹式呼吸が多いといわれています。実際、男性が胸式呼吸を行おうとすると、最初は苦労することがほとんどです。その意味でこのインナーマッスル腹筋のトレーニングは、女性にとってハードルが低いといえるでしょう。
また「腹筋インナーマッスル」は腹筋が割れるような筋肉でなく、ウエストが細くなるもの。さらに、この筋肉を鍛えることで基礎代謝量がアップして、自然と痩せやすいダイエット体質に変わっていきます。割れた腹筋など目指す必要のない、女子向けの筋トレといえるでしょう。
美しい姿勢でインナーマッスルを強化
女性らしい背筋をしっかりと使った美しい姿勢もインナーマッスル強化につながります。美しい姿勢を心がければ、背筋が鍛えられると同時に胃腸の位置も元どおりに。胃腸の機能も正常化して、ぽっこりお腹も解消します。
インナーマッスルを鍛える美しい姿勢の基本は、頭の頂点を空から糸で引っ張られているイメージ。引っ張られたイメージのまま、背筋と腹筋に力を入れて、できれば下腹部にもへこませます。このとき胸は開いて、両肩は下に引き下げるようにしてください。
この姿勢は立っているときも、座っているときも同じ。立っているときは、耳と肩とくるぶしが一直線になるようにします。座るときは基本的に、イスに浅く腰掛けて、かかとをイスの下に入れて座るとよいでしょう。無駄な力が入らずに特定の部位に負担がかかりません。
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