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50代女性の基礎代謝は10代とどれくらい違うのか

「昔は食べても太らなかったのに…」という50代女性は多いはず。じつは50代女性の1日の基礎代謝は、10代と比べておにぎり1個分も違っています。基礎代謝とは放っておいても消費されるエネルギーのこと。若いころと同じだけ食べていれば、肥満の一途をたどるのは自明の理です。50代女性の基礎代謝を理解して、太りにくい体を目指しましょう。



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50代女性の基礎代謝は10代とどれくらい違うのか


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50代女性の基礎代謝は170kcal低下する

基礎代謝とは、人間が生命を維持するために最低限必要なエネルギー量のこと。人間が日常生活で消費しているエネルギー量の7割を基礎代謝が占めています。人間のカロリー消費のほとんどは基礎代謝ともいえるのです。

この基礎代謝は、加齢とともに低下します。たとえば10代女性の平均基礎代謝は1日1280kcal。これが20代歳女性になると1210kcal、30代女性になると1150kcalと減少。50代女性の基礎代謝は1110kcalまで減っていきます。

10代と50代女性のの基礎代謝を比べると、その差は170kcal。このカロリーはおにぎり1個分に相当します。すなわち、50代女性の基礎代謝は10代と比べて、おにぎり1個分も違っているのです。


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50代女性の低下した基礎代謝を埋める

基礎代謝が低下した50代女性が若いころと同じような量の食事をしていたら、余分なエネルギーが体脂肪として蓄積。ダイエットが必要な体型になってしまうわけです。

基礎代謝のうち、6割を占めているのは筋肉が熱を生み出すために消費するエネルギーです。基礎代謝の半分以上を筋肉が担っているということ。このため、筋肉が多い人は基礎代謝が高くなり、筋肉が少ない人は基礎代謝が低くなります。

筋肉の多い少ないが影響するのは基礎代謝だけではありません。人間のエネルギー消費の2割を占める活動によるエネルギー消費は、ほとんど筋肉による消費。筋肉が多ければ、活動によるエネルギー消費も高くなるのです。

50代女性は、基礎代謝がおにぎり1個分も減ってしまう差分を埋めるには、筋肉を増やして基礎代謝が減るのを防ぐか、食べる量を減らすしかありません。

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