顔のホクロを隠すなら「誘目色」が効果的!
ホクロをファンデーションなどで目立たなくすることなく、相手に気づかせないワザがあるのをご存じですか? 顔のホクロを隠すなら「誘目色」を使うのが効果的だったのです。その驚きの実験を見てみましょう。10月30日放送『ためしてガッテン』の「ここ!がんホクロ境目 見分け秘技&美容術」で紹介されていました。
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20人中3人しかホクロに気づかない方法とは
16世紀のヨーロッパ、じつはある習慣が大流行しました。それが「つけボクロ」。もともとは天然痘のあとを目立たなくするためでしたが、その後どんどんエスカレート。数が多いほどよいとされ、なかには星や三日月、馬車など形をアレンジする人もいました。じつは「つけボクロ」には肌をより白く見せる効果があるのです。
そこで、ホクロに関する目の錯覚の実験を行いました。番組アンケートと称して一般の方々に参加してもらい、その面接官の右ほほの目立つ位置にホクロを書き込んでおくのです。はたして、アンケートを受けた人はホクロに気づくでしょうか?
アンケート後にホクロを付けていない面接官の顔写真を見せると、すべての人がホクロがあったことを指摘しました。ところが、あるワザを使ったとたん、ホクロに気づかなくなったのです。何もしないときは20人中13人が気づきましたが、あることをすると20人中たった3人しか気づきませんでした。
赤・オレンジ・黄の誘目色を顔の近くに
その違いとは、ネクタイの色を紺にしたか赤にしたかでした。赤いネクタイをしたとたん、ホクロに気づかなくなったのです。アンケートを受けた人も「ネクタイに目が行ってしまって、あまり顔を見なかったかも」といいます。見えなくするというより、注意を別にうながしていたのです。
これは「誘目色」といわれるもの。赤・オレンジ・黄は、背景がどんな色であれ、そこに目をひきつける色。顔の近くに持ってくると、よりその効果が高いとされています。メガネやリボン、スカーフなどを使うと効果的でしょう。実際、顔のホクロをファンデーションなどで隠すよりは、赤い口紅を付けたほうがホクロに気づかれなかったという実験結果もあります。
■10月30日放送『ためしてガッテン』
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