「第二の認知症」の最大の特徴は「幻視」
「アルツハイマー」ではない「第二の認知症」と呼ばれる病気が増えています。それはどんな特徴があるのでしょうか? アルツハイマー病とはどのように違うのか見ていきましょう。10月2日放送『ためしてガッテン』の「気づいて!新型認知症 見分け方&対策大公開」で紹介されていました。
第二の認知症は幻視が最大の特徴
3年前にこの病気を発症した男性の症状の特徴は下記のとおりでした。
- 近所を散歩中に道に迷う
- 駅や病院に防止や傘を忘れる
- 一人でトイレに行けない
- 夜中に妻の浮気を疑う
- 家の中に不審者がいると通報
ちなみに、アルツハイマー型認知症の症状は次のとおりです。
- 物忘れ
- 失語(言葉がうまく出ない)
- 失行(日常動作ができない)
- 興奮
- 妄想
一見すると、男性の症状はアルツハイマーの症状と似ているように見えます。しかし、決定的に違うのが「幻視」。これこそが「第二の認知症」の最大の特徴なのです。
「一人でトイレに行けない」というのは、じつはトイレに複数の人物が見えていたからです。「夜中に妻の浮気を疑う」というのも、奥さんの布団の横に寝転んだ人物が見えたため。「家の中に不審者がいると通報」というのも、夜にしか見えなかった幻視が昼間にも見えるようになったためです。
■10月2日放送『ためしてガッテン』
【気づいて!新型認知症 見分け方&対策大公開】
見えないものが見えてしまう認知症がある!?
認知症によって「幻視」が見えるメカニズム
早期発見!レビー小体型認知症の見分け方
家族ができるレビー小体型認知症の対応法
■「アルツハイマー型認知症」おすすめ記事
財布に小銭が増えたらアルツハイマーの兆候
毎日「カレー」を食べてアルツハイマー予防