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スリッパは履いちゃダメ!「魚の目」の治し方

足にできる「魚の目(うおのめ)」は、一度できてしまうとなかなか治らず困りもの。「魚の目」ができる原因と、その治療法を紹介しましょう。

そもそも、なぜ「魚の目」ができるのでしょうか? 足の裏の一部分に強い圧力がかかると、皮膚の内側を守ろうとして皮膚の表面の角質が硬くなります。皮膚の内側に向けて硬い角質が増え過ぎてしまうのが「魚の目」です。真ん中に固い芯ができるので、その部分が魚の目に見えることか「魚の目」といいます。

「魚の目」は、大きさが合わない靴や先の細い靴をはく女性に多く見られるもの。擦れたり、体重が過剰にかかったりする場所にできます。歩く姿勢が悪い人もできやすいでしょう。とくに高齢者では、小指などが内側に縮まるように曲がる変形がおきることが多く、変形した付近に「魚の目」ができやすくなります。

治療方法は、まずは硬くなった角質の部分を削り取ります。角質を柔らかくするシール状の薬「スピール膏」も有効で、薬局でも購入できます。魚の目ができる場所に過剰な圧力がかかり続けていると、なかなか治らない可能性があります。



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そのような場合は、足に合ったひも付きの靴をはきましょう。それでも改善しない場合は、自分に合う中敷きを作るのがおすすめ。中敷きは、健康靴を扱う店などで1万~1万5千円程度で作れます。

指に分散して圧力がかかる5本指の靴下をはくのも有効です。また、家でスリッパを履くのは避けた方がよいでしょう。スリッパの中で足が動いて擦れやすくなるためです。

自分でカミソリを使って削るのは避けてください。うまく削れないと傷をつけて、感染の危険があります。そのほか、削りすぎると角質が硬くなりやすくなり、かえって悪化してしまいます。

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