風邪を早く治すなら唐辛子入りのカレーはNG
カレーのスパイスには、漢方で使われているものがたくさん。ターメリックやクローブなどは漢方で「胃腸によい」として処方されるものです。その意味で風邪を早く治す方法としてカレーを食べるのは効果的。ただし、唐辛子入りのカレーはNGなのです。12月1日週放送の『別冊主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
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風邪を早く治すインドのスパイス
カレーのスパイスは漢方薬に使われるようなものばかり。刺激の少ないスパイスを使って、体の中からゆっくり温めるのがオススメです。インドのスパイスのハーモニーによって代謝が上がって、風邪を早く治すのに効果を発揮するのです。
ただし、唐辛子はインド原産ではありません。南米が原産になります。インドのスパイスではないのです。胃腸に負担がかかる場合もあります。
カレーのスパイスは市販のルーでも十分に含まれています。オススメは、子ども用のカレーのルーに、自分好みの体を温めるスパイスをちょい足しする方法です。そこで、風邪のひき始めに効果を発揮するおすすめのちょい足しスパイスを紹介しましょう。
風邪を早く治すちょい足しスパイス
のどに痛みがあるならナツメがよいでしょう。スープに入れて煮込んでもよいですし、そのまま食べてもかまいません。ただし、食べ過ぎるとお腹をこわすことがあるので注意してください。
寒気や悪寒がするときは、熱を自然に上げて発汗・解熱させてしまうのが風邪を早く治す秘訣。そんなときはコリアンダーをちょい足しします。コショウよりもマイルドで、カレーに入れても違和感なし。もともとカレーには必ず含まれている成分です。
咳が出るときにはマンダリンをちょい足し。漢方薬の陳皮の一種で、日本ではみかんの皮で代用されているものです。咳止めの効果が期待できます。
なお、風邪を早く治すためには、カレーを食べるときでもお水ではなく、温かい飲みものを摂るようにすることも大切です。
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