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インフルエンザ予防は「線毛細胞」が重要!!

風邪予防といえば「手洗い」「マスク」「うがい」が定番です。ところが、風邪・インフルエンザをひかない体に「中」から変えてしまう秘策があるのです。1月8日放送『ためしてガッテン』の「風邪インフルよさらば 体の中から改造!計画」で紹介されていました。



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「線毛細胞」というのは、1秒間に15回、猛スピードでクネクネしています。そのクネクネおかげで、その表面には粘液の流れができるのです。その流れによって、異物やウイルス、細菌などを粘液ごと体外へ運ぶ役割を果たしています。

この線毛細胞、鼻やのどはもちろんのこと、空気の通り道である気管の先の先まで、広い範囲に存在しています。そして、ウイルスなどが口から入って気管まで入ってくると、まずは粘液を噴出してキャッチ。その粘液ごと気管からのど、口へと対外へ移動させます。この粘液に囲まれた異物こそが「たん」です。

ときには、こんな働きもします。ウイルスが鼻から入ったときも、同様に粘液でキャッチしたら、粘液ごとのどまで運搬。そこから食道に移動させて「胃」まで運びます。飲み込んだウイルスや細菌は、胃で消化されるのです。このように胃で消化されているたんは、なんと1日に牛乳ビン半分くらいにもなるといいます。

線毛が活発だと、ウイルスは線毛の下にある細胞にはほとんど入ってきません。しかし、線毛よりも下の細胞の中にウイルスが入り込んでしまいます。一度入り込むとすごい速度で増殖するため、あっという間に感染するのです。

つまり、風邪やインフルエンザを予防するには線毛細胞が活発なことが重要。たとえウイルスが入ってきても、線毛細胞が対外へ排出してくれるからです。

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