心臓が原因の「物忘れ」があることが判明！
誰もが気になる「認知症」や「物忘れ」。その原因といえば「脳」「海馬」と思うところ。ところが、知られざるまったく新しいタイプの物忘れがあります。なんと「心臓」に原因があったのです。11月20日放送『ためしてガッテン』の「まさか！物忘れの原因が心臓だったなんて」で紹介されていました。
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心臓が原因で物忘れしやすくなる
それは、心臓が原因で物忘れしやすくなるというものです。最近の研究で明らかになりました。
すでに治療を受けている人が、なんと「35万人」。気づかないうちにかかっている人も合わせると、その倍の「70万人」くらいになるといわれています。
川崎市で中国料理店を家族で営んでいる77歳の女性は、テキパキした性格でお店を切り盛りしてきます。ところが4ヶ月前、ある異変がおきました。接客をしているときのこと、なぜか聞いた注文が頭から抜け落ちてしまったのです。さらに、料理を運ぶテーブルを忘れて固まってしまうことも…。
心臓が一時停止して記憶が抜け落ちる
やがて、この女性の異変に息子も気づき始めました。ボケちゃったのかな…というのが一番最初の感覚です。女性本人も、お客さんの前に立つのが苦痛になったといいます。しかし、歳のせいだと思って、そのまま放っておきました。
ところがある日のこと、突然の失神で倒れてしまったのです。自力で意識を取り戻した女性は、なんとか病院に行って診察を受けました。すると、心臓がたいへんなことになっていることを知らされたのです。
このとき、この女性の心臓でおこっていたのは「脈波」の抜けである「脈とび」でした。これは、一瞬だけ来るはずの脈波が抜け落ちてしまうもの。その瞬間、心臓が一時停止しているのでした。そしてその瞬間に、記憶が抜け落ちているのです。
■11月20日放送『ためしてガッテン』
【まさか！物忘れの原因が心臓だったなんて】
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