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危険な二重あごの「舌骨」とは?-ためしてガッテン

「睡眠時無呼吸症候群」とも違う、もっと危険な二重あごがあるのをご存じですか? 6月26日放送『ためしてガッテン』の「危険な二重あご」特集で、詳しく紹介されていました。



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それは、二重あごに関係する「ある骨」がカギを握ります。それは「舌骨(ぜっこつ)」という骨。のどぼとけから指1本くらい上を狙って、親指と人差し指で触ってみると、左右に突起が感じられる部分がそれです。

この舌骨は、ほかの骨とつながっているわけでなく、舌の下あたりに宙ぶらりんの状態で存在しています。大きな舌をのせた舌骨を筋肉が支えているのです。

この舌骨が「肺炎」と深い関係があります。舌骨は食べ物を飲み込むとき、その位置を上昇させることでノドが動き、気道にフタがされるのです。この動きによって、食べ物を正しく食道に導く働きをしています。

この舌骨を動かす筋肉が弱ってくると、舌骨の位置が下がってしまい、二重あごとなるわけです。こういった二重あごの場合、食べ物がうまく食道に入らずに残ってしまい、それが気道に入ってしまうことになります。

こうなると、口の中の雑菌を付けたまま、食べ物が気道に入ることに…。その結果「誤えん性肺炎」となってしまう場合があるのです。舌骨を持ち上げる筋力の低下が、飲み込み障害につながるわけです。

【関連リンク】
無呼吸症候群「二重あご」の見分け方-ためしてガッテン
危険な二重あごの診断方法-ためしてガッテン
二重あごを解消「舌骨トレーニング」-ためしてガッテン

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