グレープフルーツの切り方は3分ゆでると簡単
分厚い皮をむくと薄皮がびっちりと残ってしまうこともしばしば。さらに房までむくとなると、なかなかきれいにむけません。そんなグレープフルーツの切り方を画期的に簡単にする方法があります。4月8日放送『ためしてガッテン』の「グレープフルーツ天国」で紹介されていました。
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画期的なグレープフルーツの切り方
グレープフルーツの切り方についてアンケートをとると、半分に切ってスプーンで食べる人と、房までむいて食べる人が半々の比率でした。とはいえ、房までむくのはなかなか難しい作業です。
そんなグレープフルーツの切り方を画期的に簡単にする方法が「茹でて冷やす」というものです。熱湯で3分ゆでたあとに、氷水で冷やすのです。実際にやってみると、気持ちイイくらい簡単に外側の皮を手だけでむくことができます。
なぜゆでると、グレープフルーツはむきやすくなるのでしょうか? グレープフルーツの白い綿の部分や薄皮の部分はペクチンという成分を含んでいます。
加熱することでペクチンが分解される
ペクチンはグレープフルーツの皮と実をガッチリつなぐ糊のような役割を果たしているのです。ここでグレープフルーツを加熱すると、ペクチンは分解されます。すると、皮と実がむきやすくなるわけです。
さらに、加熱することでグレープフルーツの苦味と酸味が減少。甘味には変化がないため、結果的により甘く感じるようになるのです。しかも、この画期的なグレープフルーツの切り方でも、含まれるビタミンCには変化がありませんでした。
なお、グレープフルーツを半分にする切り方はアメリカ生まれ。アメリカでは75%の人が半分に切って食べているといいます。
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