グレープフルーツの食べ方!!カウボーイカクテル
グレープフルーツの本場フロリダには、日本で走られていないグレープフルーツの食べ方がありました。「カウボーイカクテル」と「焼きグレープフルーツ」の食べ方を紹介しましょう。4月8日放送『ためしてガッテン』の「グレープフルーツ天国」で紹介されていました。
目次
カウボーイカクテルの食べ方
アメリカのフロリダはグレープフルーツの一大産地。グレープフルーツに関連する仕事につく人も多く、毎日のようにグレープフルーツを食べています。
そんなフロリダでは当たり前のグレープフルーツの食べ方が「カウボーイカクテル」です。まず皮の上の部分だけむいて、へたをくり抜いて穴を開けます。
この状態でグレープフルーツを両手でギュッと強く握れば、果汁がたっぷりと出てくるのです。これをそのまま、ゴクリと飲むのがカウボーイカクテルとなります。このグレープフルーツの食べ方は、果汁が多い旬の時期ならではのお楽しみです。
焼きグレープフルーツの食べ方
フロリダならではのグレープフルーツの食べ方に「焼きグレープフルーツ」があります。作り方は簡単。グレープフルーツを半分に切ってその上に砂糖をかけたら、そのままオーブンで焼いてしまいます。
細かいレシピを記載すると、横半分に切ったグレープフルーツに砂糖大さじ2杯。オーブントースターで15分焼いたら、バター6gをのせて溶かせば完成です。お好みでシナモンを加えるのもよいでしょう。
実際に食べてみると、じつにおしゃれな味。非常に手間がかかった料理のような味がするのでした。
グレープフルーツの食べ方を簡単にする
グレープフルーツの食べ方についてアンケートをとると「半分に切ってスプーンで食べる人」と「房までむいて食べる人」が50:50の比率でした。とはいえ、グレープフルーツの食べ方で房までむくのはなかなか骨の折れる作業です。
そんなグレープフルーツの食べ方を画期的に簡単にする方法が「茹でて冷やす」というものです。熱湯で3分茹でたあとに、氷水で冷やすのです。実際にやってみると、気持ちイイくらい簡単に外側の皮を手だけでむくことができます。
なぜゆでると、グレープフルーツはむきやすくなるのでしょうか? グレープフルーツの白い綿の部分や薄皮の部分はペクチンという成分を含んでいます。
苦みが減るグレープフルーツの食べ方
ペクチンはグレープフルーツの皮と実をガッチリつなぐ糊のような役割を果たしているのです。ここでグレープフルーツを加熱すると、ペクチンは分解されます。すると、皮と実がむきやすくなるわけです。
さらに、加熱することでグレープフルーツの苦味と酸味が減少。甘味には変化がないため、結果的により甘く感じるようになるのです。しかも、この画期的なグレープフルーツの食べ方でも、含まれるビタミンCには変化がありませんでした。
なお、グレープフルーツを半分にする食べ方はアメリカ生まれ。アメリカでは75%の人が半分に切る食べ方を習慣としているといいます。