便秘に効く!洋式トイレ「前かがみポーズ」
洋式トイレは座り方を変えるだけで便秘が解消します。それが便秘に効く「前かがみポーズ」です。洋式トイレに普通に座っても大腸から肛門までの経路は曲がったまま。前かがみにならないと便はスムーズに通りません。足の下に台を置くと、さらに効果がアップします。10月1日放送『ためしてガッテン』の「便秘!スッキリ大革命」で紹介されていました。
目次
便秘解消に成果を上げているグッズ
高齢者の便秘解消に取り組んで、大きな成果を上げている老人施設があります。その秘密は、この施設が開発した排便お助けグッズです。
利用者が洋式便座に座ったあとに、その器具を前に持ってきて使うもの。クッションで前かがみになりやすくなっています。直腸がまっすぐになって便が落ちやすくなるのです。
私たちの内臓を左側面から見てみると、上から下に向かう大腸の一番出口のところには直腸と肛門があります。そして洋式トイレに座った状態だと、大腸と直腸との結合部分は少しだけ右に曲がっているのです。
ちょうど「く」の字型になっています。このため、直腸から肛門へのルートが垂直ではなく左に傾いているのです。
便秘に効く前かがみポーズの理由
快便のポイントは大腸から肛門までをなるべくまっすぐにすること。上体を前に倒した「前かがみポーズ」になると、大腸と直腸の結合部分の角度が浅くなるとともに、直腸から肛門へのルートが垂直に近づくのです。
加えてオススメなのが足の下に台を置くこと。お風呂で使うイスくらいの高さのものがよいでしょう。大腸から肛門までがさらにまっすぐに近づいて、便が排出されやすくなるのです。
とかく姿勢がよいほうが内臓もまっすぐと思いがち。しかし、こと排便に関しては体を曲げたほう前かがみポーズのほうが、大腸から直腸、肛門までのルートがまっすぐになって、快便につながるのでした。
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