運動後の食事でインナーマッスルと骨を強化
運動後の食事にはたんぱく質の吸収を促進させる効果があります。そして、その効果をさらにアップさせる運動が「スキップ」です。さらに食事でおにぎりを食べるときのオススメ具材なども紹介しましょう。『別冊主治医が見つかる診療所』で取り上げられていました。
目次
スキップがインナーマッスルを強化
じつは食前に運動をすると、筋肉や骨を作るたんぱく質の吸収が促進されます。だいたい食事の30分前を目安にするとよいでしょう。
そして、筋肉と骨を鍛えるのに向いている運動が「スキップ」です。体を跳ね上げるような動きが、骨盤底筋などのインナーマッスルを鍛えてくれます。そこに、スキップの上下運動が「骨」によい影響を与えるのです。
重力を感じるような運動が骨によいというのは、研究データでも明らかになっているのです。ウォーキング中に1分だけでも実践すれば、効果があります。
運動後のおにぎりは納豆と紅しゃけ
そんな運動後に食べる「おにぎり」のオススメ具材は「納豆」と「紅しゃけ」です。
納豆は、なんといっても大豆たんぱくです。筋肉や骨を作る良質なたんぱくです。それに加えてビタミンKが豊富に入っています。ビタミンKは骨粗しょう症の薬に使われるなど、骨を強くする働きがあるのです。
紅しゃけの身が赤いのは、アスタキサンチンという赤い色素の成分が含まれているため。強い抗酸化力を持つことで知られていて、ビタミンCの6千倍の抗酸化力があるといいます。しゃけが川を上っても筋肉が疲労しない、その源なのだとか。エビやカニなどにも含まれています。
運動後の食事なら「そば」がオススメ
なお、一般的に運動後の食事にオススメなのは「そば」です。疲労回復効果のあるビタミンB1やB2を多く含んでいるだけでなく、血圧を改善するというルチンが豊富に含まれています。
ルチンはソバに含まれているポリフェノールの一種。体の酸化を防ぐ効果があります。いわゆるアンチエイジング効果が期待できるのです。
そして、ビタミンB1とB2、そしてルチンは水溶性。最後に、そば湯で締めることを忘れずに。大事な栄養を逃すことなく摂取しましょう。
また、そば屋でぜひ食べたいのが「鴨肉」です。鴨肉は血液中のコレステロールを減らす効果が期待できる「不飽和脂肪酸」を多く含みます。その量はサバなどの青魚と同じくらい。生活習慣病の予防にも効果があるのです。
運動後の食事には牛乳を忘れない
運動後の食事として忘れてはならないのが「牛乳」でしょう。運動後のアミノ酸は筋肉の材料となるため筋肉の再生が促され、さらに筋肉を強くすることができます。そして、乳製品はアミノ酸を多く含んでいるのです。
もし効率よくインナーマッスルをつけたいなら、運動後30分以内に牛乳を飲むのがオススメ。筋トレ後に牛乳を飲むか飲まないかで、筋肉のつく量が2倍も違うという報告もあります。
飲む牛乳の量としてはコップ1~2杯くらいで、低脂肪乳でもかまいません。ヨーグルトやチーズなどの乳製品でも効果があります。
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