美肌効果!「鉄分」吸収を倍増させる裏ワザ
「うつ」や「睡眠障害」「肌荒れ」などをも引き起こす「鉄分不足」。それを補うための鉄分を摂取するときに、その吸収率を上げる裏ワザがあるのです。4月7日放送『ためしてガッテン』の「あなたも!新型鉄不足 肌荒れ不眠、うつ状態」で紹介されていました。
目次
鉄分の吸収率を上げるビタミンCの還元作用
鉄分の補給で知られる食材は、レバーなどの「肉類」と、ほうれん草など「野菜類」で「吸収率」が違います。じつは、野菜類は「酸素と結びついた鉄」が比較的多く含まれているため、肉類よりも吸収率が悪いのです。
そして、その吸収率を上げる裏ワザがあります。それが「ビタミンCの還元作用」です。
クギを浸けてサビが出た水にレモンの絞り汁を垂らすと、時間の経過とともにサビが消えます。これは、レモンに含まれるビタミンCが酸化した鉄を元の状態に戻してくれるのです。
飲むのはレモンでなくみかんでもOK
これと同じ考え方で、食事をしたあとに「レモンジュースを1杯」飲みます。すると、ビタミンCがなかったときと比べて「鉄の吸収率」が「2倍にアップ」するのです。摂取した鉄分は胃から腸に移動して体に吸収されますが、このあいだに還元作用が働いていると考えられています。
飲むのはレモンでなく、みかんでもOK。ビタミンCの錠剤でもかまいません。とはいえ、野菜にはビタミンCが多く含まれています。生で食べる場合には、ビタミンCを追加する必要はありません。茹でたりなどビタミンCが流出する料理の場合は、ジュースや果物でビタミンCを補給するのがオススメです。
なお、レモンを絞るときには皮を丸ごと使ったほうが、果汁だけと比べて「5倍」ものビタミンCが摂取できます。そこでオススメは、レモンを丸ごと凍らせて皮ごとすり下ろす使い方です。「万能レモンふりかけ」として活躍してくれます。ほうれん草の炒めもやひじきの煮物にふりかければ、味の面でも栄養面でも相性バツグンというわけです。
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