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大橋アナは休暇明け…脳梗塞は月曜日に多発

34歳という若さで「脳梗塞」を発症したテレビ東京アナウンサー大橋未歩さん。現在は後遺症もなく元気に活躍中ですが、その発症の原因は何にあったのでしょうか? 11月25日放送『主治医が見つかる診療所』の「冬の突然死を防げ!脳卒中スペシャル」で紹介されていました。



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大橋アナは休暇明け…脳梗塞は月曜日に多発


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大橋アナが発症したのは休み明け

大橋アナが脳梗塞を発症した瞬間、いいたい何がおこったのでしょう? おそらく大きな血の固まりである「血栓」が太い血管をふさぎ、脳の広い範囲に血液が行いかなかったと考えられます。このため、左半身の麻痺や離せない状態がおこったのです。

本来、血液の中には「プラスミン」という酵素があり、多少の血栓は溶かす働きがあります。しかし、大橋アナの場合、血栓が大きかったためすべてを溶かしきれず、小さな血の固まりが残ってしまったのです。それがそのまま血流に乗って、その先の細い血管をふさぐことで、4か所もの脳梗塞を引き起こしたと考えられます。

本人いわく、まったく前触れはなかったといいます。とはいえ、発症したのは1月の頭。ちょうど休み明けにあたります。その前の12月は年末で、仕事が忙しかった時期です。年明けは休みもあってホッと一息ついたという、環境の変化は多少あったかもしれません。


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脳梗塞の発症は月曜日が多い

じつは「脳梗塞」も「心筋梗塞」も発症するのは月曜日が多いのです。仕事をリスタートというときは、やはり「ストレス」なのだといいます。

今回の大橋アナの場合、救急車を呼んだご主人のファインプレー。こういったケースでよく失敗するのは、ご近所に恥ずかしいという理由。本当に命に関わるときは、そんなことはいっていられません。

もう1つは、本当にちょっと疲れただけなのか、いつもと絶対に違うのか、それを見極めるのは一番身近にいる人。ほかの人にはわからない違いを見極められるのは、本当に身近な人だけなのです。

脳卒中を発症した場合でも、発症した本人はつい自分は大丈夫だと思いがちです。いくら本人がそういったとしても、これまでにない異変を感じたとしたら、すぐに救急車を呼ぶべきでしょう。

■11月25日放送『主治医が見つかる診療所』
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