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らいじょうぶ…大橋アナを襲った「脳梗塞」

カメラの前で明るい笑顔を見せるテレビ東京アナウンサーの大橋未歩さん。大橋さんは2013年1月に突然「脳梗塞」を発症。当時は34歳、そのニュースは世間に衝撃を与えました。大橋アナの身にいったい何がおこったのか、その一部始終を明らかにします。11月25日放送『主治医が見つかる診療所』の「冬の突然死を防げ!脳卒中スペシャル」で紹介されていました。



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らいじょうぶ…大橋アナを襲った「脳梗塞」

2013年1月8日午後11時。この日、仕事を終えて帰宅した大橋アナは、洗面所でいつものように寝る前の身支度をしていました。すると突然、左手に異変が…。触っても何も感じません。感覚がまったくなかったのです。

そのまま身支度を続けようとクリームを取ろうとすると、左手で掴んだはずのクリームが床に落ちてしまいました。さらに、それを拾おうとしてかがむと、そのまま立てなくなってしまったのです。

それは視界がグラグラとゆがむ不快な感覚。しかも、左半身にまったく力が入りません。気が動転しつつも、床に散らばったクリームを拭こうとした大橋アナ、その物音に気づいてやってきたのがご主人。ヤクルトスワローズのコーチである城石憲之さんです。

しかしこのとき、大橋アナにはさらなる異変がおきていました。顔の左半分が麻痺し、引きつったような状態に…。筋肉が麻痺して、左半分が垂れ下がったような状態だったのです。その様子を目の当たりにして「まずい脳かもしれない」と思い、すぐさま救急車を呼びました。

そのあと、本人も危険な状態だと自覚せざるをえない決定的な症状が現われます。大事にしてほしくないと、ご主人に「大丈夫」といおうとしても、出てきた言葉は「らいじょうぶ」。まったくろれつが回らない状態になっていました。

病院に到着して下された診断結果は、4か所の「脳梗塞」でした。脳梗塞とは、脳の中を通る血管が何らかの原因で詰まり、脳細胞が壊死してしまう病気です。10日間におよぶ点滴治療を受けることになりました。

あのとき大橋アナにおきた左手足に力が入らない「左半身の麻痺」、「顔の左半分が麻痺」そして「ろれつが回らない」という現象。これらすべては脳梗塞による症状でした。一度死んでしまった細胞は元には戻りません。しかし、幸いにも大橋アナは後遺症もなく、無事に生還することができたのです。

■11月25日放送『主治医が見つかる診療所』
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