眠っているのに熟睡感がない「かくれ不眠」
外からはグッスリ眠っているように見えて、じつは熟睡できていない人が増えています。そんな「かくれ不眠」はどのような症状なのでしょうか? 9月25日放送『ためしてガッテン』の「ふぁ~極上の熟睡感!グッスリ朝まで眠る術」で紹介されていました。
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40代半ばを過ぎたころから眠りが浅くなる
睡眠の悩みとしては、「睡眠時無呼吸症候群」が300万人、「むずむず脚症候群」が200万人と推定されます。それよりも圧倒的に多いのが「熟睡感がない」「寝つきが悪い」「夜中に目覚める」など「満足に睡眠がとれない」という人が3,000万人もいるのです。
フリーライターの男性(52歳)は7年前から毎晩のように眠れない日々が続いています。普通にベッドに入っても2~3時間は眠れずに、寝ても2~3時間で目が覚めてしまうとか。朝起きたときが一番疲れている状態です。
30代まではむしろ寝つきがよいほうで、深く眠れていたといいます。友人と旅行に行っても一番最初に寝て、そして一番最後まで寝ていたとか。顔にマジックでいたずら書きされても目が覚めないほどでした。
ところが、40代半ばを過ぎたころからなぜか眠りが浅くなってしまいます。ひどいときには一睡もできず、集中力を欠いたまま仕事をすることもしばしば。眠れない日々に耐えかね、男性は病院に駆け込みました。
熟睡感が得られない人は全国に3,000万人
しかし、処方された睡眠導入剤はほとんど効果がありません。乱れた生活習慣を改め、規則正しい運動と食事を実践。ついには羊に頼ってはみたものの、気がついたら25,423頭まで数えていたといいます。
ここで驚くべきことに、男性の妻は「毎日7~8時間はグーグー寝ている」と話しているのです。さらに脳波測定の専門家が睡眠の状態を調べてみると、ベッドに入って20分後には熟睡。6時間計測したうち、8割は眠っていた状態でした。健常者と同じくらい眠れていると話します。
問題は客観的には十分に眠れているのに、本人に熟睡感がないことです。そして、このように睡眠に満足感が得られない人は、なんと全国に3,000万人もいるのです。
■9月11日放送『ためしてガッテン』
【ふぁ~極上の熟睡感!グッスリ朝まで眠る術】
客観的に眠っているのに本人に熟睡感がない
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