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寝るだけダイエットは就寝3時間に秘密アリ

じつはダイエット体質になるには、眠り方を変えるだけでOK。質のよい睡眠をとるようにしただけで、食事制限ナシで1年で10kgほど痩せる人が続出したとか。この「寝るだけダイエット」は就寝3時間のノンレム睡眠に秘密があります。そのメカニズムを見ていきましょう。



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寝るだけダイエットは就寝3時間に秘密アリ


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寝るだけダイエットは10kg減の効果

睡眠中は体内の脳下垂体という器官から、成長ホルモンが分泌されます。お肌のゴールデンタイムなど、成長ホルモンが肌細胞や筋肉を修復・再生したりすることは聞いたことがあるでしょう。

しかし注目すべきは、成長ホルモンのダイエット作用です。成長ホルモンには強力な脂肪分解力があります。一晩の分泌量で、300kcalの脂肪を分解・燃焼させるのです。これは、ご飯1.5杯分にあたります。

体重に換算すると40g強ほど。これは1か月で1.25kg、1年で15kgに相当します。すなわち睡眠中にしっかり成長ホルモンが分泌されれば、1年で15kgもやせるといえるのです。一方、眠り方が悪いと成長ホルモンが分泌されにくくなります。その場合、成長ホルモンの分泌量は30%まで減少してしまうのです。

つまり、しっかり成長ホルモンが分泌されている人は、分泌されにくい人と比べて10kgもダイエット効果があるということ。これこそが「寝るだけダイエット」のメカニズムです。


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寝るだけダイエットは12時前に就寝

それでは「寝るだけダイエット」はどのように質のよい眠りをとればよいのでしょう?

人間は睡眠中、浅い眠りと深い眠りを交互に繰り返します。浅い眠りはレム睡眠と呼ばれ、体は休んでいても脳は起きているときとほぼ同じ活動している状態。一方の深い眠りはノンレム睡眠と呼ばれ、このとき脳が休みます。

そして、成長ホルモンの分泌には「ノンレム睡眠」すなわち「深い眠り」が必要不可欠。ノンレム睡眠は寝てから3時間に多く出るもの。就寝後3時間のノンレム睡眠のときに、成長ホルモンはもっとも多く分泌されるのです。

また、成長ホルモンは午後10時~午前4時の間に多く分泌され、夜中の2時に分泌量のピークを迎えます。このため、深夜12時前には就寝することが「寝るだけダイエット」には不可欠です。

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