顔の筋肉をゆるめる「快眠ストレッチ」とは?
メンタルトレーナーの田中ウルヴェ京さんが、不眠に悩む多くの人々を快眠に導いてきたとっておきの方法があります。それが「快眠ストレッチ」です。9月2日放送『主治医が見つかる診療所』の「ぐっすり寝て不調撃退&肥満予防!睡眠ホルモンの出し方」で紹介されていました。
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顔の筋肉をほぐす快眠ストレッチ
それは寝る直前に行う「快眠ストレッチ」。筋肉をグッと伸ばすことで、睡眠ホルモンが出るのです。凝り固まった筋肉をゆるめると、睡眠ホルモンの分泌が促されます。
とくに快眠のためにゆるめるとよい意外な部分が「顔」。表情を表に出すことが苦手とされている日本人は、顔の筋肉がとくにこわばりがちです。そんな状態でベッドに入っても、寝つきの悪さの原因にもなってしまいます。
そんな顔の筋肉をゆるめる方法です。まずギューッと顔のパーツを中央に集めるように、顔をくしゃくしゃにします。口は鼻の近くにというように全部を中心に寄せて一気に脱力。脱力のときにはできるだけバカな顔をします。
力の抜き方がわからない人に対して、力を抜くようにいっても無駄な話。だからこそ、そんな人にわざともっと力を入れさせて脱力させることで、力の抜き方がわかるようになるのです。
快眠ストレッチで体がリラックスする
さらに、快眠ストレッチで顔以外にもゆるめておきたい現代人のカチカチ部分が「首」と「背中」です。とくに背中は、日常生活で筋肉が張ったままになりやすい場所になります。
首の筋肉をゆるめるポイントは、首の筋肉が伸びているのを意識しながら、頭をできる限りゆっくりと360度回すこと。自分がイメージするよりさらにゆっくりと、約20秒かけて1周させます。早く回すと筋肉はゆるみづらいので要注意です。
背中の筋肉をゆるめるポイントは、床にあぐらをかいて座り頭に手を置いた状態から、背骨のあいだを1つ1つゆっくり広げるようなイメージで、約15秒かけて体を前に倒していきます。快眠ストレッチにより背中周りの筋肉が開いていくことで、体がリラックスし寝やすくなるというわけです。
■9月2日放送『主治医が見つかる診療所』
【ぐっすり寝て不調撃退&肥満予防!睡眠ホルモンの出し方】
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