便秘体操の決定版！1日10分のうつ伏せが効く
便秘体操はいろいろありますが、これほど簡単な方法はありません。それが1日10分のうつ伏せ。うつ伏せで小腸をまんべんなく刺激することが、便秘体操となります。便秘体操の決定版ともいえるうつ伏せのやり方を紹介しましょう。『みんなの家庭の医学』で取り上げられていました。
目次
便秘体操のポイントは小腸
便秘体操のポイントは、じつは小腸のマッサージ効果にあります。小腸のマッサージでぜん動運動を促すと、その刺激が大腸のぜん動運動をも促して正常な便通が回復。便通異常につながるガスの減少にもつながります。
ただし、小腸は大腸と違って複雑な形に折り畳まれた状態。一般的な便秘体操ではなかなか刺激できません。しかし、うつ伏せになるとお腹の全体が押されて小腸がまんべんなく刺激されるのです。
うつ伏せによる便秘体操のルールは2つ。1つは、うつ伏せの姿勢を1日10分間行うこと。小腸に刺激が加わるよう、ゴロゴロ寝転がる動きを5回以上やると効果的です。そして、もう1つは8時間以上何も食べない時間を作ることです。
便秘体操の効果がすぐに現れた
番組では、長い便秘歴を持つ57歳の女性がこの便秘体操が本当に効くかどうかを実験していました。実験を開始したのは便秘4日目。さっそく便秘体操でうつ伏せになってゴロゴロ寝転がると、すぐに便意が訪れます。便通は少量でしたが、便秘体操の効果がすぐに現れました。
実験2日目の朝食。いつもは朝7時ごろに食べるところ、8時間のブランクを作るために10時に変更しています。女性はすでに腹ペコ状態。そして、朝食を食べ終わると、また便意を催しました。本人も驚くほどの便秘体操効果です。
実験3日目も朝食後すぐに便意。便秘体操のうつ伏せ効果と8時間のブランクが女性の腸を完全に正常な状態に戻しました。便秘体操によって、見事に便秘が解消したのです。
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