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肉の解凍がたった4分!しかも加熱ムラが出ない

肉の解凍を電子レンジで行うと、どうしても加熱ムラが出てしまいます。とはいえ、マニュアルどおりに解凍モードを使うと、肉の解凍に20分以上もかかってしまうことも…。その解決方法を『ためしてガッテン』の「冷蔵庫のスゴ技5連発!」で紹介していました。



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肉の解凍がたった4分!しかも加熱ムラが出ない


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電子レンジで肉を解凍すると加熱ムラ

冷凍肉を電子レンジで解凍するとき、外側の部分に熱が入って茶色くなる加熱ムラができてしまったという経験はありませんか? 加熱ムラはとくに、挽き肉を解凍するときによくおこる現象です。

じつは電子レンジには、水の加熱は得意な一方、氷の加熱は苦手…という特性があります。冷凍した肉を解凍した場合、表面だけが先に水に変わってしまって、そこばかり加熱が進んでしまうのです。

加熱ムラは温めが進めば進むほどひどくなっていくもの。解凍した肉で調理に移っても、加熱ムラが影響して部分的に固いところができたり、焼けすぎたりしてしまうのです。


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肉の解凍はフライパンを使うのが正解

肉の解凍は、電子レンジを使わずにフライパンを使うのが正解。冷凍肉をフライパンにそのまま入れて、70ccの少量の水を入れてフタをしたら強火で3分加熱。火を止めたらフタを開けずに余熱で1分おけば肉の解凍は終了。あとは、通常どおり調理していきます。

フライパンで肉が解凍できる原理を説明しましょう。フタをして強火で加熱をすると、水は水蒸気になります。この水蒸気、冷たいお肉に触れるとその表面に「凝縮熱」という大きなエネルギーを渡して、また水滴に戻るのです。

このとき、凝縮熱でどんどんお肉の中に熱が浸透していきます。しかも、戻った水滴はまた水蒸気となって、凝縮熱を肉に渡し続けるというわけ。このため、短時間で肉の芯まで解凍することができるのです。

さらに、お肉の周りに水蒸気があることで、表面が乾きません。このため、お肉がパサパサになることもないわけです。

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