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便秘薬の副作用で腸の内部が真っ黒になった

「大腸黒皮症」は、市販の便秘薬の副作用でおこります。健康な人の腸はきれいなピンク色。大腸黒皮症は、便秘薬の飲みすぎで腸の内部が真っ黒になってしまいます。いわば便秘薬の副作用です。『ためしてガッテン』の「便秘!スッキリ大革命」で紹介されていました。



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便秘薬の副作用で腸の内部が真っ黒になった


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市販の便秘薬の副作用で大腸黒皮症

小学校に上がる前から便秘に悩んできた20歳の女性。食事やアロエ、漢方茶などさまざまな便秘対策を行ってきましたが劇的な効果は得られませんでした。このため、市販の便秘薬をほぼ毎日飲み続けたといいます。

しかし、効果が出ないために薬の量は増加する一方。そこで大学生になったのをきっかけに、意を決して腸の中を詳しく検査しました。すると、医師から「大腸黒皮症」になっている告げられたのです。

大腸黒皮症になってしまった原因は「市販の便秘薬」でした。飲んでいた便秘薬はアントラキノン系と呼ばれる刺激成分が入ったもの。腸の壁を刺激してぜんどう運動を活発にし、便を押し出す効果があります。


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市販の便秘薬の80%に副作用がある

しかし、この薬を長期間飲み続けると、腸の粘膜細胞が大量に死んでしまうのです。その結果、腸の壁が黒ずんで見えるようになります。ただし、腸が黒いというだけで、何か悪さをしてはありません。

じつは大腸黒皮症は病気ではないのです。病気ではないとはいえ、大腸黒皮症は薬の飲み過ぎ。薬を減らすことができれば、2年ほどで元に戻ります。

市販の便秘薬の80%には、アントラキノン系に限らず何らかの大腸刺激成分が含まれているもの。何らかの副作用を伴います。

事実、長期間飲み続けてしまうと、同じ量を飲んでも効かなくなってしまいます。そしてついには、薬の刺激がないと腸が動かなくなってしまうことになるのです。

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