キャベツダイエットなら一週間で3.7kg減!
食事をする前に1/6の生のキャベツを食べるだけで痩せられるのが「キャベツダイエット」。その効果を検証すべく渡部絵美さんがキャベツダイエットに挑戦しました。すると一週間で3.7kg減に成功したのです! キャベツダイエットのやり方とともにその様子を詳しく見ていきます。10月13日放送『お試しかっ!大実験SP』で紹介されていました。
目次
キャベツダイエットのポイントとは
2007年ごろからブームに火がつき、その解説本も異例の大ヒットとなったのがキャベツダイエットです。その手軽さから芸能人にも実践する人が多く、ブームに拍車がかかりました。
このキャベツダイエットに挑戦するのは、1970年代に日本のフィギュア界のアイドルとして君臨した渡部絵美さん。35年以上たったいま、体重は70.0kgです。
キャベツダイエットのやり方は、毎食の食前に6分の1個のキャベツを食べるだけ。ポイントは生のまま10分間かけてゆっくりかむことです。キャベツをかむことで満腹が得られ、このあとの食事量が減らしてくれます。
キャベツダイエットで食事量が減る
ダイエット1日目、さっそくキャベツを食べてから朝食です。まずはキャベツを食べることに悪戦苦闘。その後の朝食は、通常の3分の2の量で満腹となりました。同様に昼食も夕食も、食前にキャベツを食べると、その後の食事はいつもの半分ほどで満腹に…。どちらも残してしまいました。
2日目の朝、体重を計ってみると68.5kgと一気に1.5kgも減っています。本人も体が軽くなった気がするとのこと。合計で半玉分ものキャベツを食べたことによって快便になったことも影響していると思われます。
こうしてキャベツダイエットは順調に進行。7日間、キャベツを食前に食べ続けた渡部さんでした。
そして体重測定です。体重はなんと66.kg、一週間で3.7kgのダイエットに成功です。食事量が着実に減ったことで腹囲も91cmから84.2cmと約7cmも減少、中性脂肪も251から131と大幅に改善していました。
キャベツダイエットで痩せる理由
キャベツダイエットはなぜ痩せるのでしょう? そこには3つの理由があります。1つめは、食前にキャベツを食べると満腹中枢が刺激されることです。かみごたえのあるキャベツを食べて満腹感を得ることで食べ過ぎを防止します。
このとき、できればタイマーをかけて10分間、キャベツを食べ続けます。胃に食べ物が入ったという情報が脳の満腹中枢に到達するには時間がかかるため。そのための10分間です。
2つめの理由は、食事量を全体的に減らすことが糖質制限につながっていることです。糖質の過剰摂取による血糖値の急上昇こそが肥満の原因。キャベツを食前に食べることは、その防止する効果があります。
キャベツダイエットの美肌効果
3つめの理由は、食物繊維の役割です。キャベツを先に食べると食物繊維が小腸の粘膜に張り付くため、そのあとに食べる糖質の吸収が緩やかになります。これにより血糖値が急上昇せず、脂肪として体に蓄える働きをするインスリンの分泌を抑えることができるのです。
また、食物繊維は腸内環境をよくして善玉菌を増やします。善玉菌が優位になると、太っている人も自然にやせていくというわけです。
このほか、キャベツダイエットには美肌の効果も期待できます。生のキャベツにはビタミンCが豊富に含まれています。肌にシワを作ることなく、きれいに痩せることができるというわけです。
みそキャベツダイエットも話題
じつは、キャベツに取り立てて食物繊維が多く含まれているわけではありません。野菜の中では並みのレベルといえます。しかし、キャベツダイエットで毎食しっかり食物繊維を摂ることが腸内環境の改善につながるのです。
このキャベツダイエットをアレンジした「みそキャベツダイエット」も話題です。腸内環境を改善するキャベツは、みそをつけて食べることでダイエット効果を高めることができます。
みそなどの発酵食品には微生物が多く含まれていて、それが腸内で善玉菌を増やす役割を果たします。また、植物性乳酸菌は動物性の乳酸菌よりも胃酸に強く、生きて腸に届きやすいのです。
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