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4か月で20kg減「長続きする」ダイエット法

肥満に悩む患者にダイエットを指導して成功に導いている島野雄実医師の「肥満治療=ダイエット」は、誰でも簡単にできて長続きするのが特徴。面倒なカロリー計算も必要ありません。そんな島野雄実医師のダイエット法を詳しく見ていきましょう。5月5日放送『別冊主治医が見つかる診療所』の「誰でも簡単にできる肥満解消法」で取り上げられていました。



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4か月で20kg減「長続きする」ダイエット法


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島野医師は朝に測った体重を手帳に書き込む

実際の患者さんに話を聞くと、54歳の女性は「68.5kg→48.5kg」と「4ヶ月で20kg減」、90kgを超えていたという27歳の女性は「1年10ヶ月で32kg減」を達成。見事にダイエットに成功しています。さっそくその肥満解消法を紹介しましょう。

まずは朝、島野医師はトイレに行ったらすぐに「体重測定」します。そして、朝イチバンに測った体重を手帳やカレンダーに書き込むのです。このとき体重が前日より減っていれば「青字」、体重が増えていれば「赤字」で記入します。

こうすれば、体重の変化が一目でわかるというわけ。また、朝イチで体重を測定するとその増減を確認して「今日は1日気をつけなきゃ」「今日は大丈夫」など、その日の行動の基準になるのです。


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体が食事時間を覚えて無駄な空腹感が消える

続いて朝食、島野医師はファミレスで焼鮭朝食をオーダーしました。ただし、ご飯は半分にして、目玉焼きを卵をキャンセル、野菜サラダを追加します。「炭水化物」であるご飯の量を減らし、2つあった「たんぱく質」は1つにマイナス。ここに「食物繊維」をプラス。食事はプラスとマイナスを使い分けて、栄養バランスを整えることが大切です。

昼食は毎日12時半ちょうどに食べます。同じ時間に食べるのを体が期待しているので、キチッと合わせてあげることが大切。体に食事時間を覚えさせ、それ以外の時間に「無駄な空腹感をなくす」ことができるのです。

食べる順番は「野菜サラダ」から。まずカロリーの低い野菜を食べることで胃を膨らませます。この「野菜の満腹感で食べすぎを防止」できるのです。


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島野医師のダイエットを長く続ける秘訣

今日の夕食はスタッフと居酒屋へ。頼んだのは「グラスビール」でした。ジョッキもありますが、大きいと必要なくてもつい飲んでしまいがち。自宅でも「500ml缶」ではなく「350ml缶」で飲んでいるといいます。

運ばれてきた料理は自分のお皿に1品ずつ、少しだけ取り分ける島野医師。料理は「小分け」にして食べることで、見た目にたくさんあるように見えるので、食べる量が少なくても満足感が得られるのです。

さらに、これらの肥満解消法を長く続けるためにもっとも重要なのが「やせて何をしたいかの目標」を持つこと。何をしたいのかという目標を定めることが、ダイエットを継続する一番の秘訣になるのです。


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長続きするダイエットの基本の方程式

じつは、当たり前のことですが、ダイエットの基本構造はどれも同じ。「摂取カロリー」が「消費カロリー」を下回るようにすることです。すべてのダイエット方法は、この基本の方程式のバリエーションでしかありません。

「摂取」-「消費」=「体重増減」

これが常にマイナスであれば体重は減ってダイエット成功となりますし、逆にプラスであればダイエットどころか体重が増えてしまっているということです。要は「入」と「出」をしっかり管理できればよいということです。

食事を制限したり、食べ物に工夫をこらす方法なら、「入」すなわち「摂取カロリー」を減らすことで体重をマイナスにする話。逆に、ダンスやウォーキングなど体を動かす方法なら、「出」すなわち「消費カロリー」を増やすことで体重をマイナスにしようという話です。


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長続きするダイエットのメリット2つ

そして、この原理をベースにして、すべての行動を論理的に考えることで、自分に合った方法やペースでダイエットをしていこうというのが長続きする秘訣。長続きするダイエットは、次の2つの点において大きなメリットがあります。

1つは、ダイエットをロジカルに捉えることでその方法の本質を理解して、自分に合った方法を複数チョイスできるという点です。「○○ダイエット」「××制限ダイエット」など、ダイエットとなると一度に1つの方法を徹底するのが常識ですが、長続きするダイエットなら気になるダイエット方法の「おいしいトコどり」が可能になります。

もう1つは、ダイエットを本質的に捉えることで、その方法にがんじがらめにされることなく、TPOに合わせて臨機応変にアレンジできる点です。「ダイエット中なので飲み会はNG」「お土産に配られたお菓子を断る」などという極端な対応をせずとも、時と場合に合わせた余裕のあるダイエットができるというわけです。

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