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「体幹」と「インナーマッスル」の違いは?

サッカー日本代表の長友佑都選手が書いた「体幹トレーニング」の本が40万部のベストセラーになるなど「体幹」という言葉をよく耳にします。この「体幹」と、ダイエットなどで耳にする「インナーマッスル」とはどのような違いがあるのでしょう?



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「体幹」と「インナーマッスル」の違いは?


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体幹とは胴体すべての筋肉のこと

まず「体幹」を鍛えると、運動時の体の安定性が高まってパワーがアップします。脚の力を腕に伝えるなど「体幹」には力の伝達機能も備わっているため、スポーツ時のパフォーマンス向上につながるのです。

このため、トップアスリートたちも体幹に注目。女子プロゴルファーの宮里藍選手も「ゴルフで必要なのは体幹」と話しますし、プロ野球・読売ジャイアンツの内海哲也投手も「体幹がしっかりしたことで上体のブレが少なくなった」とコメントしています。

「体幹」とは頭・腕・脚以外の「胴体すべての筋肉」のことです。そして「インナーマッスル」とは、体の表面に見えるアウターマッスル(表層筋)に対しての「深層筋」のことになります。インナーマッスルは、おもに姿勢を細かく調節したり、関節の位置を正常に保ったりするという働きをしています。


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体幹を鍛えるにインナーマッスルも含まれる

そして「体幹」を鍛えるとは、胴体のインナーマッスルとアウターマッスルの両方を鍛えるということ。逆に、インナーマッスルを鍛えるときは、胴体だけに限りません。ダイエットなどでは「腹筋」や「股関節」周りのインナーマッスルが注目されていますが、じつは肩や腕にも存在しているのです。

体幹を鍛えることにインナーマッスルも含まれますし、インナーマッスルを鍛えることに体幹も含まれます。とはいえ、両者はイコールの存在ではないということです。乱暴に切り分けるなら、体幹はアスリート向けの運動で、インナーマッスルは一般人や高齢者にも向いている運動といえるかもしれません。

なお、アスリートでなくとも「体幹」を鍛えることは大切なこと。姿勢がよくなるだけでなく、ウエストが細くなる効果が期待できます。また、体幹には太い筋肉が集まっているため、鍛えることで代謝が上がってやせやすい体質に変身できるメリットもあるのです。

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