腰の痛みは十二指腸潰瘍や尿路結石が原因かも!?
「腰の痛み」が単なる腰痛と思っていたら、まったく違う病気が潜んでいることがあります。それが、腰の痛みに潜む意外な病気「十二指腸潰瘍」と「尿路結石」です。それぞれの病気を詳しく見ていきましょう。8月17日放送『駆け込みドクター！』の「おさらば腰痛SP」で紹介されていました。
目次
十二指腸潰瘍は空腹時の痛みが特徴
「胃のあたりが痛い」そして「腰が痛い」という人が最近、若い女性で増えています。じつはこれ「十二指腸潰瘍」の可能性があるのです。
十二指腸というのは胃と小腸の間にある器官。背中側を通っています。この十二指腸がピロリ菌や胃酸などによって粘膜が傷つけられ、粘膜や組織の一部がなくなる病気です。
症状しては、空腹時に胃から腰にかけてが痛くなります。また、食事を摂ると痛みがやわらぐ…というのも大きな特徴です。このため、単なる腰痛と間違えられてしまいます。
尿路結石は差し込むような激しい痛み
意外な原因で腰痛を引き起こすことがあります。それが「尿路結石」です。私たちの尿は腎臓で作られて膀胱に流れ、尿道を通って排出されます。この尿の通り道を尿路といい、その通り道に石の結晶が沈着することです。
尿路の中でも一番細くて長いのが尿管で、背中のほうを通っています。尿路結石の石が尿管を通るときに、腰に激痛が走るのです。これが腰痛の原因になることがあります。
じっとしていられないほどの差し込むような激しい痛みが特徴。痛みは背中から腰にかけて現れます。
■8月17日放送『駆け込みドクター！』
【おさらば腰痛SP】
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