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知られざる認知症「ピック病」4つの危険信号

40代から発症する知られざる認知症が「ピック病」です。アルツハイマー病とは異なり、初期段階では記憶がしっかりしている反面、意欲・やる気がなくなったり、行動のコントロールができなくなるといった症状が特徴です。ピック病を早期発見するための4つの危険信号を紹介しましょう。8月7日放送『あのニュースで得する人損する人』で紹介されていました。



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知られざる認知症「ピック病」4つの危険信号


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ピック病を早期発見すれば薬物療法がある

ピック病の特徴が周知されていないがために、治療が早く始められないケースが少なくありません。そして、早期発見ができず適切な処置を受けないまま、病気を進行させてしまうケースが多いのです。

しかも40~60代の若い年齢におこる認知症としては、アルツハイマー病に次いで2番目もしくは3番目に多い病気です。

ピック病には、病気の進行を止めるという治療法はありません。ただし早期に発見すれば、対症的な薬物療法というものはあります。

すなわち、ピック病は早期に発見することが大切ということです。そこで、この行動が現れたらピック病かもしれない、4つの危険信号を紹介します。


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ピック病を早期発見するための危険信号とは

危険信号その1は「うつ病と間違えやすい」です。前頭葉自体の障害の症状としては、やる気・意欲・興味がなくなるというもの。それが一見、うつ状態に見えるので、うつ病と間違えられることがしばしばあります。

危険信号その2は「食の好みが変わる」です。ピック病は食行動に表れることもあり、甘いものや濃い味のものを好む傾向があります。お饅頭ばかり食べるとか、カツ丼ばかり食べ続けるといった食事の行動の異常もよく出る症状の1つなのです。

危険信号その3は「同じものを大量に買う」です。これはピック病の典型的な症状の1つにある常同行動の一種。とくに女性の場合は、いつも同じものを買ってきたり、同じものを料理するという症状が現れます。。

危険信号その4は「我慢ができなくなる」です。本能的な行動を抑制できなくなってくるということで、一見わがままで自分勝手な行動をするようになります。いわゆる道徳観念のようなものもだんだん失われていくのです。このため、悪いという意識もあまりありません。

■8月7日放送『あのニュースで得する人損する人』
早ければ40代で発症する認知症「ピック病」とは?

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