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2人に1人が「隠れ斜視」目の疲れの原因かも

日本人の2人に1人が「隠れ斜視」だとか。これが多くの人の「しつこい疲れ目」や「肩こり」の原因になっている可能性があるのです。6月4日放送の『ためしてガッテン』の「ヤバイ!目の疲れ頭痛まとめて劇的改善DX」で取り上げられていました。



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2人に1人が「隠れ斜視」目の疲れの原因かも


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目のずれが大きいほど疲れ目になりやすい

じつは、私たちの目は詳しく検査してみると、外側にずれていたり内側にずれていたり、上や下にずれていたりするもの。ほとんどの人が目のずれを持っているのです。一種の個性というべきものかもしれません。そして、脳がそのずれを直して正面を向くように調整しているのです。

このため「隠れ斜視」があるからといって、すべての人が疲れ目になるわけではありません。目のずれの角度が大きいほど疲れ目になりやすいのです。

さらにずれが大きい人の場合、頭でカバーできなくなってしまい、目が疲れたときに視界が二重に見える…という症状が出てきます。それが「間欠性斜視」です。二重に見えるときに片目にするとハッキリ見えるのが特徴です。


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隠れ斜視かどうかをチェックする方法

そこで「隠れ斜視」かどうかをチェックする方法を紹介しましょう。歩幅にして7~8歩ほど「5m先」のものを見てみます。両目を開けたまま、左右の目を交互に隠して見てください。5秒間隔くらいで何回か繰り返します。

このとき、左目で見たときと右目で見たときで、ものの位置がずれていたら「隠れ斜視」の可能性アリ。目安として、5m先のものが「50cm以上」ずれる場合は大きな「隠れ斜視」かもしれません。

新聞紙を横にするとだいたい50cmですから、誰かに持ってもらって試してみるとよいでしょう。だいたい20人に1人の割合で、大きな「隠れ斜視」を持つ人がいます。「50cm以内」であれば、目の疲れなどにはつながらないと考えてよいでしょう。

アルコールで酔ったときに視界が二重になったり、黒目がずれていると指摘されたりするのは「隠れ斜視」の典型的な兆候。脳のコントロールする力が弱ってしまうからです。

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