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食後に寝る向きは「左が下」~社会人の新常識~

「食べてすぐ寝ると牛になる」とはよくいわれますが、どうしても食後に横になるとしたら右と左、どちらを下にすると「胸やけ」になりにくいでしょうか? 食後に横になる向きは「左が下」が正解なのです。5月14日放送『ためしてガッテン』の「胸やけ!長引く新理由」で紹介されていました。



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食後に寝る向きは「左が下」~社会人の新常識~


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食後に寝る向きで胃の動きを実験

よく聞く話としては、胃の形が左上から右下に向かっているから、食べてすぐ寝るなら「右を下」にすると消化によい…というものがあります。街頭インタビューをしてみると、およそ「7割」の人が食後に横になる向きは「右を下」にしたほうがよいと答えたのです。

実際、Yahoo! 知恵袋などでも、食後に寝る向きは「右を下」にするアドバイスが多いようです。そこで、実際にバリウムを飲んでレントゲン撮影をして、食後に横になるときに胃の中のものがどう動くのかを実験してみましょう。

まず口から入ったバリウムは胃にたまります。胃というのは、左上から右下に「そら豆」のような形をしていて、その上部に食べものが溜まる構造です。いわば棚のようになっていて、上のほうに食べものなどは滞留しています。

食後に寝る向きは「左が下」~社会人の新常識~


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食後にすぐ寝るなら向きは左を下

このとき「右を下」にして寝てみると、バリウムは食道に逆流。首のところまで上がってきていました。ところが左を下にして寝てみると、胃の中のバリウムはまったく動いていません。

これは胃の左上にものがたまっているからです。右を下にすると食道のほうが下になるため、ものが逆流してしまいます。一方、左を下にすると食道のほうが上になるため、ものが逆流しないわけです。

食後に横になるときに右を下にする人が多いですが、これからは「食べてすぐ寝るなら左を下にする」というのが、社会人の新常識といえるでしょう。

■5月14日放送『ためしてガッテン』
【胸やけ!長引く新理由】
「げっぷ」の知覚過敏でおきる新種の胸やけ

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