一瞬でわかる「睡眠時無呼吸症候群」判別法
自分のイビキで目を覚ます…そんな話を聞いたことはあるはず。じつは「大きないびき」をかく人は「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。そして、そんな睡眠時無呼吸症候群を一瞬でチェックする方法があるのです。2月20日放送『得する人損する人』で紹介されていました。
目次
睡眠時無呼吸症候群の原因とは?
睡眠時無呼吸症候群は、寝ているときにおきる病気なので本人が気づきにくいのが問題。放っておくと「心筋梗塞」や「脳卒中」を引き起こすことがあります。最悪、寝ているときに「突然死」に至ることもあるのです。
いったいどういうことでしょうか? 睡眠時に無呼吸になることで、脳が体の異常に反応。眠っているのに脳が覚醒して、緊張状態になるのです。すると、体が興奮。のぼせ始めて汗をかき、おしっこが近くなって「脱水症状」になります。この結果、血液が濃くなり、寝ている間に「動脈硬化」や「脳卒中」を引き起こし、死に至る可能性があるのです。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に「10秒を超える無呼吸」が「1時間に5回以上」繰り返される状態。そのおもな原因は「太りすぎ」です。余計なお肉がのどを圧迫するため、無呼吸状態に陥ってしまいます。とくに太った中年男性が陥りやすい病気として有名です。
睡眠時無呼吸症候群のチェック方法
睡眠時無呼吸症候群になりやすいかどうかを、簡単にチェックする方法を紹介しましょう。それは「のどちんこが見えるか」で見抜けるのです。
普通に口を大きく開けて、舌が高い位置にあって「のどちんこ」が見えない場合、一般に睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。これは、舌や口の中に脂肪が付いてしまっているため。気道をふさいでいる可能性があります。
実際、重度の睡眠時無呼吸症候群と診断されている、カンニング竹山さんに試してもらうと、大きく口を開いてものどちんこがまったく見えません。舌の位置が高くなってしまって、奥のほうが見えなくなっていました。
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