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あなた大丈夫?すぐできる「脱腸」チェック

消化器系の外科手術の数では、なんと「盲腸」の3倍近くも発症しているのが「脱腸」です。正式名称では「鼠径ヘルニア」と呼ばれる脱腸は、じつは珍しい病気ではありません。その早期発見方法を紹介しましょう。12月11日放送の『ためしてガッテン』の「イテテ!突然の腹痛を起こす異物の正体SP」で紹介されていました。



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すぐできる「脱腸」チェックについて、わかりやすく短歌風にまとめると次のようになります。

■脱腸チェック短歌
太ももの 付け根に小指 添えまして
手のひら当てて せきをするなり

具体的に説明しましょう。まず「コマネチ」のように鼠径部に小指を当てて、手のひらをお腹にそっとあてがいます。ここが「鼠径部」。この状態で、力んだり咳をしたりするのです。このときに、体の中から手を押すものがあるかをチェックします。

女性の場合は「鼠径ヘルニア」に加えて、足の付け根の大腿から出る「大腿ヘルニア」というものがあります。症状の進行が早い病気なので、手術を早めに受けることのがオススメです。

一番気をつけなければならない症状は、それまで痛みもなく柔らかく、出たり引っ込んでいたりしたものが、あるときから急に押しても戻らなくなること。横になっても戻らない、卵みたいに出っ張って、硬さも硬くなる…こういった場合は、すぐに受診するようにしてください。

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