「うっかりミス」は病気の兆候かもしれない!?
駐輪した自転車にぶつかってしまったり、左右違う靴をはいたり…そんな「うっかりミス」の経験はありませんか? じつはそれ、病気の兆候かもしれません。7月31日放送の『ためしてガッテン』では「うっかりミスで発覚!40代を襲う謎の病」を特集していました。
この病気、全国では推定で360万人がかかっているといわれているもの。しかも40代から増えるというものの、そのうちの9割の人が気づいていないというのです。その実例を見ていきましょう。
52歳の女性が「うっかりミス」に気づくようになったのは36歳のことでした。食事をしているときにうっかりコップを倒してしまったり、出かけるときに忘れ物をしたり、トイレに行こうとすると男子トイレに入ってしまったり…。
さらには、信じられない体験も…。人通りを歩いているとき、向かいから歩いてくる人に気づいていながら、なんとすれ違いざまにぶつかってしまったのです。来るなと思ってぶつからない距離で歩いているつもりが、いつの間にかぶつかっていたのだとか。
「うっかりミス」が続き、趣味や仕事に大きな影響が出た人もいます。66歳の男性は、6年前から「うっかりミス」が目立つようになりました。
毎日のように趣味の読書にいそしんでいたところ、ふと内容がわからなくなることがたびたびおこりました。うっかり、行を読み飛ばしていたのです。このため、探偵小説みたいなものが好きだったのが、いまは読まなくなってしまいました。
さらに、薬を飲もうとして床に落とした錠剤が、なかなか見つけられません。棚や壁に体をぶつけるなど「うっかりミス」はどんどんエスカレート。仕事にも支障が出るようになりました。
■7月31日放送『ためしてガッテン』
【うっかりミスで発覚!40代を襲う謎の病】
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