夜眠れないとき「横になるだけでも休まる」は嘘
夜眠れないときに「横になるだけでも体は休まる」といわれたことはありませんか? じつはこの睡眠の常識は嘘。かえって眠れない状況を作ってしまっている可能性があります。『ためしてガッテン』の「グッスリ朝まで眠る術」で紹介されていました。
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夜眠れないなら眠くなるまで起きる
梅干を見るだけ唾液が出るのは、梅干を食べて酸っぱかった経験があるからです。これと同様に、眠れない経験を繰り返すと、布団を見ただけで勝手に覚醒してしまうようになります。
さらには、寝室に向かうだけで勝手に覚醒反応がでるようにエスカレート。「梅干=酸っぱい」と同じように、「寝室=眠れない」というストレスが沸いてくるようになるのです。
このため、夜眠れないときは寝床で悶々とする時間を短くするのが正解。眠くなるまで起きる…これが一番の解決方法なのです。
夜眠れないときには寝室から出る
すなわち、夜眠れないときに「横になるだけでも体が休まる」という理由で寝床に着くのはNG。それが原因で不眠症になってしまうかもしれません。
そもそも「横になるだけでも体は休まる」というのも嘘。眠りに問題のない人であれば、リラックスして体は休まります。しかし、眠れない不安がある人は、横になる時間が長いほど脳が覚醒するのです。
夜眠れないときには、思い切って寝室から出ることも大切。寝室の外のほうが体がリラックスするので、ソファなどでゆっくりしていれば体は休まります。バタンキューの直前で寝室へ行くのがベストです。