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高血圧なら「減塩水クッキング」で塩分カット

高血圧の食事といえば「減塩」が基本。しかし減塩するとどうしても物足りなさを感じてしまいがち。なかなか続かないのが実際です。そこで、最新の料理法「減塩水クッキング」を紹介しましょう。8月10放送『駆け込みドクター!』の「突然死を防げ!脱・高血圧のススメ」で紹介されていました。



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高血圧なら「減塩水クッキング」で塩分カット


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2種類の減塩水を使い分けるのがミソ

減塩水クッキングの生みの親は料理家の小田真規子先生。そして「減塩水」とは、塩を水で溶かしたものです。これを調味料に使うのだといいます。

実際に減塩水をなめてみると海水以上のしょっぱさ。しかし、醤油と比べると塩分が少ないといいます。これが減塩水クッキングのミソなのです。

まずは濃いタイプと薄いタイプの2種類の減塩水を作ります。濃いタイプは下味用で、薄いタイプは仕上げ用。使い分けるのがポイントです。

濃い減塩水は「小さじ2杯の塩を100mlの水」で溶かします。そして、薄い減塩水は「小さじ1杯の塩を300mlの水」で溶かしたものです。この2つの減塩水を上手に使い分けると、知らず知らずのうちに減塩できるのです。


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「減塩水カツ丼」の作り方

さっそく「減塩水カツ丼」を作ってみましょう。まず豚肩ロースのお肉は50回以上、叩きます。下味をしっかり付けるのも減塩のポイント。叩くことによって表面積が広がるので、からめる減塩水が中まで入ってしみ込みやすくなるのです。

しかもスジが切れるので、お肉自体もやわらかく感じることができます。固いと噛む回数が多くなってしまい、そのあいだに調味料がなくなって味気なさを感じてしまうもの。じつは減塩には食感も大事な要素なのでした。

ここでお肉に小さじ1杯の濃い減塩水を加えます。顆粒状の塩だと部分的にかたまってしまったり、表裏均等につけられなかったりするもの。減塩水なら全体に均等にからめることができるのです。


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減塩水クッキングで70%も減塩

ここからは通常の工程。お肉をたまごに絡めてパン粉をまぶし、油で揚げます。衣サクサクのトンカツが完成しました。

続いては、たまごでとじる工程。たまごで加えるのは薄い減塩水を小さじ3杯。たまねぎ1/4個と水1/2カップに、香りづけの小さじ1杯の醤油とみりんで味を調えたら、主役のトンカツを投入します。

最後に減塩水入りときたまごを入れれば、減塩水カツ丼の完成です。普通に作れば「6g」の塩分量になるところ、減塩水カツ丼は「1.7g」。これで塩分を「4.3gカット」、ほぼ70%の減塩ができたのです。

実際に食べてみると、いつも食べているカツ丼が「なんであんなにしょっぱいものを食べてたのか」と思うくらい。見事にカツ丼として成立していました。

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