腰の痛みの治し方「お尻マッサージ」がスゴイ
なかなか収まらない「腰の痛み」は、なんと日本人の8割が一度は経験するといいます。そんな国民病ともいえる腰痛の意外な治し方が「お尻マッサージ」。長年、腰痛に苦しめられていたというオリンピック金メダリストが考案したこの方法、テニスボールなどを使って自宅でもすぐ試せるのが魅力です。
目次
腰痛の治し方は試行錯誤を繰り返した
腰の痛みを治す「お尻マッサージ」を考案したのは、長野オリンピックの金メダリストである清水宏保さんです。4度もオリンピックに出場している清水さんはハードな練習で有名。そのため疲労がたまり「椎間板ヘルニア」と「腰椎分離症」を併発していました。
しかし、いくつもの病院を受診しても腰の痛みはまったく改善しなかったのです。そして、さまざまな試行錯誤を繰り返した末、この「お尻のマッサージ」にたどり着きました。しかもこのマッサージ、下半身の血流が一気に流れ出すので、腰痛だけでなく「冷え症」にも効果があります。
この腰痛の治し方で、用意するのは「ボール」です。テニスボールやカラーボール、野球のボールなど、気持ちいい硬さと大きさを選びます。それでは、具体的なマッサージ方法を見ていきましょう。
お尻のコリをほぐす腰痛の治し方
まずは腰骨のボール1個分下にボールを当てながら横向きに寝てください。その状態で小刻みに揺れながらお尻を刺激するのです。ボールを当てるポイントは、自分で動きながらツボを探します。
このとき、痛みを感じる場合は「コリ」があるということ。痛い人はゴムボールなど柔らかいボールを使って、痛みを調整して行います。このコリをほぐすことで、腰痛を治すことができるのです。
お尻は腰の神経の通り道でもあるとともに、下半身・上半身の血液が滞るポイントです。お尻をほぐして血流がよくなると、腰の痛みがやわらいで代謝も上がります。
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