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五輪でも活躍!「アスパラ」は高血圧に効く

2014年2月、ロシアのソチで開催されたオリンピック。日本のトップアスリートたちが熱い戦いを繰り広げたのは記憶に新しいところです。じつは、その選手の活躍をサポートした食材があります。それが「アスパラガス」です。5月21日放送『あさイチ』の「今が旬!魅惑のアスパラガス」で取り上げられていました。



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五輪でも活躍!「アスパラ」は高血圧に効く


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アスパラに高血圧や糖尿病の予防効果

日本オリンピック委員会は食品メーカーと、選手の競技力を高める食事プログラムを開発。そのなかで、アスパラガスをたびたび取り上げていたのです。「非常にビタミンが豊富で疲労回復に重要な野菜」と担当者は語ります。

そしていま、最新の研究で新たなパワーが明らかになっています。「高血圧」や「糖尿病」の予防につながる効果が科学的に実証されようとしているのです。

4年前、アスパラガスの栄養分が生活習慣病の改善につながるのか、臨床研究を行いました。アスパラガスの粉末を協力者に毎日6g、10週間摂ってもらって効果を調べたのです。その結果、顕著に効果が現れたのが「血圧」。平均で「上」が130台から120台へ、「下」が80台から70台へ下がったのです。


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アスパラガスの機能性成分いろいろ

アスパラガスの機能性成分はいくつかありますが、これは「ルチン」が効いた可能性が高いといいます。ルチンは、野菜の中でもアスパラガスに多く含まれているポリフェノールの一種です。

血液中にルチンがあると、血管を傷つけて弾力を失わせる「活性酸素」と結び付き、無力化してくれます。さらに、弾力が弱まった血管の回復にも貢献。それが血圧の低下につながるのです。

ほかにも、総コレステロールや空腹時血糖値を下げる効果もわかってきていました。さらに、ストレスを軽減する効果も見られるといいます。

このほか、アスパラガスには疲労回復に効果のある「アスパラギン」や、滋養強壮やがんの予防に効果のある「サポニン」、細胞の老化を防止する「グルタチオン」などを多く含みます。2千年前から栽培されていて、当時は薬用作物として食べられていたほどです。

そして、アスパラガスを食べるなら「春」が旬。春物のアスパラガスは夏のものと比べて、ルチン含量は「5~10倍」も多く含まれています。

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