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「チョコ」は発酵食品!!その健康効果に迫る

さまざまな健康効果がうたわれている「チョコレート」。そもそもチョコは「何」食品でしょう? じつは「発酵食品」なのです。発酵食品だからこそ、健康効果が期待できるのでした。4月16日放送『ためしてガッテン』の「チョコレートの超ヘルシー&美味ワザ」で紹介されていました。



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「チョコ」は発酵食品!!その健康効果に迫る


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チョコは原料を発酵させた発酵食品

チョコレートの原料であるカカオ豆は「カカオの実」の種。15~30cmほどの長さのカカオの実を割ると、中には白い果肉に包まれたカカオ豆が20~60個ほど入っています。

そして、このカカオ豆は収穫されると果肉ごと「発酵」させるのです。一週間ほどすると粘り気が出てくるので、それを今度は天日干しに。この時点で香りを嗅ぐと「足の裏の臭い」がするほど。これを焙煎すると、チョコレートの原料となるカカオ豆のでき上がりです。チョコはいわば発酵食品といえます。

なぜ発酵すると健康成分が生まれるのでしょう? 生のカカオの果肉や種には、たくさんの「たんぱく質」や「ポリフェノール」「糖」が含まれています。ここに発酵を進める微生物が登場すると、たんぱく質や糖が分解。これが1千種類といわれる香りの元になるのです。


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発酵食品こその抗酸化作用とは

発酵食品である効果はそれだけではありません。微生物はポリフェノールにも働きかけて、独特の「高分子ポリフェノール」という成分を作り出します。このポリフェノールが持っている作用は「坑酸化作用」です。この坑酸化作用が、活性酸素を抑えて傷の治りを早くしたり、血管を健康に保って血圧を下げてくれることが確かめられています。

チョコレートの効果は「肥満抑制」「認知症予防」「歯周病予防」などさまざま研究されていますが、なかでも「血圧低下」「傷が治る」「整腸作用」は別格。医療現場で使われているなど、人間での効果が広く認められているのです。

とくに「血圧低下」はここ十年ほどで一気に研究が進展。いまやEUの食品安全機関がチョコレートの血圧抑制効果を公式に認めているほどです。実際に全国でおよそ20の病院でも、患者さんの栄養補給にチョコレートが使われています。


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発酵食品の効果はチョコの種類で違う

ただし、市販されているチョコレートすべてにこのような発酵食品としての効果があるわけではありません。そのカギとなるのがカカオの含有量です。

市販のチョコレートは大きく分けると3種類あります。1つは、カカオに砂糖や粉乳類を加えた「ミルクチョコレート」。2つめはカカオバターに砂糖や粉乳類を混ぜて作られた「ホワイトチョコレート」になります。そして3つめは、カカオと砂糖だけで作られた「ダークチョコレート」です。

ダークチョコレートはカカオの含有量が多いのが特徴で、さまざまな含有量のダークチョコレートが販売されています。そして、医学的に効果があると証明されているチョコレートはダークチョコレートだけなのです。

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