カレーを食べれば長寿になる3つの理由とは
じつはカレーライスと長寿には、深い関係があります。脳卒中の発生率が高かった長野県を、日本一の長寿県に変えた医師がその理由を3つ挙げていました。11月11日放送『主治医が見つかる診療所』の「カレーライスを食べて健康になるSP」で紹介されていました。
目次
カレーが高血圧と動脈硬化を予防する
長寿の理由1つめは「高血圧の予防」です。カレーは刺激があるから高血圧の人によくないイメージがありますが、じつは塩分が少ないので高血圧患者にオススメなのです。
長寿の理由2つめは「動脈硬化の予防」。カレーに野菜を加えることによって、健康度がアップするのです。トマトやニンジンなどの緑黄色野菜は「カロテノイド」と呼ばれる色素が含まれています。
そのカテロノイドには、抗酸化作用や抗がん作用があるといわれているもの。すなわち、野菜を摂ることで抗酸化力がアップして、動脈硬化の予防につながるのです。
カレーが脳内の神経細胞の損傷を修復
しかも、カレーと一緒に煮込めば野菜の栄養がすべて溶け込みます。野菜をサラダで食べるときのドレッシングなど、余計な塩分も減らせるのです。
長寿の理由3つめは「認知症のストップ」です。その秘密は、カレーを黄色くさせている「ターメリック」にあります。クルクミンは、ターメリックに含まれる黄色色素。クルクミンには、脳内の神経細胞の損傷を修復してくれる作用があるのです。
認知症の原因の1つとして考えられている、脳内にできるしみが「老人班」。老人班は「アミロイドβ」が脳内で沈着することで発生します。金沢大学の研究によると、クルクミンにはこのアミロイドβを分解する効果があることがわかったのです。
■11月11日放送『主治医が見つかる診療所』
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