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お酒の前にカレーを食べると悪酔いしない!?

明治時代、西洋から紹介されたカレーが世間一般に広がり始めました。そのとき、材料をどこに買いにいったかというと「漢方薬屋」。漢方薬屋に行くと、必要なスパイスがぜんぶ揃っていました。それくらい、漢方薬に使われる生薬とカレーに使われるスパイスは共通しているわけです。11月11日放送『主治医が見つかる診療所』の「カレーライスを食べて健康になるSP」で紹介されていました。



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お酒の前にカレーを食べると悪酔いしない!?


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カレーのターメリックはウコンのこと

カレーのルーの半分は「ターメリック」。漢方では「ウコン」と呼ばれ、肝機能促進や抗炎症作用が効能とされています。「カルダモン」は、漢方では「小荳蒄(しょうずく)」と呼ばれ、物忘れ防止や解熱の効能があります。

「リコリス」は「甘草(かんぞう)」で、免疫機能を高めたり消化促進を助けます。70%の漢方処方には、この甘草が配合されているのです。「カレーは漢方の親戚」ともいわれ、カレーを食べていると風邪をひかないともいわれます。

とはいえ、漢方は「毒」にもなりえるもの。よくお酒を飲む前にウコンを飲むと悪酔いしないといわれますが、これはウコンが消化吸収障害をおこしているため。これでお酒が吸収されなくなるから、肝臓に負担がかからないというわけです。

入れる香辛料の量もほどほどにしておかなければならないことが、カレーの奥が深いところ。また、お酒を飲む場合はカレーを「飲む前」に食べると効果があるということです。

■11月11日放送『主治医が見つかる診療所』
【カレーライスを食べて健康になるSP】

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